第11章 スキー合宿
レプリカ「しかし
なぜ最初、ホワイトトリガーの説明で嘘をついた?
ただ、言い辛かっただけか?」
恵土「……
どっちにしろ、こんな力は気味悪がられるだろ?
だから、なかなか言いたくなかった…
実際は、他だと変動の激しさに耐えられず
使うことさえもできないらしいんだがな。
…とにもかくにも
私と同程度のトリオンの量と質を兼ね備えてなければ…
私以外では使えないってことだ。
結局、温泉プールの時
離れさせようとしても離れなかったし;」
三雲「それで速かったのか;」
遊真「とりあえず入るか。
恵土、どうやって小南先輩たちがすぐに来れるようにするんだ?」
恵土「それは、ロッジの入り口部分と
私の部屋の扉を、空間ごと繋げて通して
玉狛支部の私の部屋のドアから入れるようにする。
ただし、ロッジから辿り着く部屋もまた同じにする。
一応、玄関から張り紙してきたから
そこから来るでしょ。
終わるのは昼5時あたりらしいから
昼ご飯食べてから、スキー。
そして、昼5時あたりから勉強。
食事して、それから冬休みの宿題を今日中に終わらそう!」
『お~!(拳上げる』
そして中に入り、各々の荷物を入れていた。
ちなみに
ロッジの外見は、山の庭タンネのような感じです。
遊真「中は和風で、綺麗なんだな」
雨取「差し込む光が気持ちいい^^」
恵土「じゃあ、食事を作るから。
お前たちは荷物を置いて
リビングに置いてある机に食器でも並べといてくれ」
『はい!』
そして…
食べることになった…のだが
陽太郎「ここで俺が一つ、昔話をしてやろう!(キラン」
腕組みしながら、胸を張って言い出した
迅「また、恵土との出会いだろ?2年前の」
陽太郎「言うな!
俺が言いたいんだ!」
そして、やや強制的に昔話が始まった…;