第11章 スキー合宿
木虎「ということは…故郷ですか?」
恵土「ああ。
木虎も連れていきたいって思ってた所だ^^」
恵土「他の奴等はもう帰ってるか
防衛任務に出ているから
別に問題はないだろ。
秀次は面白かったけどな。ぷくく
例の書き初め(にやにや」
遊真「しゅうじなだけに習字しろって言ってたな。
でも後で覗きに来るらしいぞ。書置きがあった」
恵土「じゃあ、秀次に念でも送っとくか。
『今からスキー合宿行ってくるから
そっちはそっちで楽しめよおおおおおおおおおおおおお!!!!!』
よし。送れたかな?」
と思った直後
『うるせええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!』
念が返ってきて…
恵土「はらひろはれぇ~;(ぐるぐる」
遊真「どうした!?」
恵土「いや;あまりにもの大声に目がぐらぐら;」
三雲「それを言うなら頭じゃ?;」
恵土「そうともいう~;」
迅「俺もついてくからよろしく==(にや&キラン」
人差し指と中指を合わせながら突如現れた;
その後、例の空間移動によって
村の入口へと移動したのだった…
恵土「じゃ行くか」
遊真「ああ。
っていうか、更地だな。
まるで立ち入り禁止区域みたいだ」
恵土「…建物まで復元するかって言われたけどさ…
やっぱり、このままの方がいいんだ…
住む人もいないんじゃ、家がかわいそうだからさ(微笑」
その時…
うつむきながら、切なそうな顔をしていた…
三雲(…本当は…
その建物を見て、昔のように過ごしたいんだろうな…)
遊真「とりあえず、そのロッジってどこだ?」
恵土「山奥に、ゲレンデみたいに広い部分があるんだ。
そこにロッジを建ててる。
たまに帰って、家とかも手入れしないといけないからさ」
遊真「そうか(微笑」
木虎「距離は、どのくらい離れてるんですか?」
恵土「ざっと500km」
三雲「500!?;」
恵土「いい修業になると思って頑張ろう^^
一日以内に来れないと日が暮れるぞ?」
三雲「ついてこれるだろうか;」
雨取「大丈夫だよ!たぶん…;」
思わず不安になる人たちだったが…