第10章 大晦日&正月
そして、厄年だった人は
お守りなどを買っていた。
その後…待ちに待ったイベントが
遊真「あの木の箱は何だ?」
恵土「今年初めての運試し(キラン」
遊真「おお!
それが一番面白そうだな(微笑」
恵土「悪いけど、先にお守り買うよ?
家内安全と、健康祈願、無病息災、
学業成就、合格祈願、厄除け、開運除災ぐらいでいいかな?」
三雲「多いんじゃ?;」
恵土「皆の分も買ってるからね。はい」
三雲「え?合格祈願と厄除け?」
恵土「なんとなく。
っていうか、受験生でしょ;
修と遊真と木虎」
遊真「う~む。
家内って、玉狛支部のことか?」
恵土「うん」
遊真「なるほどな」
恵土「…実はさ
精神的に参ってた時期があったんだよね。
過去のことを、夢に見てさ…
地獄も何もかもを通り越して、凄い悪夢だったよ……
それで、自分を責めて責めて責め続けて…
気付いたら、ストレスを通り越しちまって
風邪をひいて、それから風邪をこじらせて…
入院させられるぐらい悪化しちまった^^;
…人ってのはさ…
傷付けられたりすることの方が多く感じる
それでも、救われたのもまた事実で…
だから…
壊したくても壊せないんだ…
憎くても憎くても…
結局、自分を殺さないといけなくなった……
周りの幸せや笑顔を壊してまで
成就していいようなものではないからさ…」
遊真「それで荒んでいたような目になってたのか…」
ぽんっ
遊真「元気出せよ」
恵土「うん。
とにもかくにも…おみくじのやり方教えようか。
まず入れ物を棒が出ないように抑えてから
気が済むまで振りまくる。
そしてここだと思った直後に
棒が出てくる場所の面を下に向けて振り下ろす!!
そして出てきた番号を巫女さんに言って
お金を払って、交換してもらうんだ。
凶なら木に結んでから、もう一回引くこと」
遊真「なあ、恵土…
だいきちってなんだ?」
恵土「…凄っ!!;
最初でそれって運が良過ぎだって!!;
こっちは……………」
遊真「?
だいだいきょう?」
恵土「…次行ってみよう!(滝汗」
その後、末吉が出るまで3回ほど引きましたとさ;
9月30日PMから10月1日AMの更新は
211~214の4ページで終了です。
多忙につき、すみません;