第10章 大晦日&正月
太刀川「なるほどな。
だからなれなれしかったのか、最初から…
でも、何で恵土の過去を知らなかったんだ?」
三輪「知るか。
勝手にづけづけ上がり込んできやがったんだ」
恵土「誰が何だってぇ~?
小さい時
一緒に居てぇ~って言ってきたの
どこのどいつだったっけぇ~?(頭突き&行ごとに三連打」
三輪「うるせぇ!//
勝手に過去を話さねぇで
両親も親戚も自然死したみたいに話しやがって!;」
宇佐美「要するに、教えてもらえなかったんだ…;」
出水「それでも…
お土産買う時に
恵土「これ買おう!
大理石の玉(キラキラ)
土産物、他にも見ないと(きょろきょろ」
入っていたかごに戻した刹那
それが入ったかごを持ち上げ
三輪「全部買う。俺のだ(キラン」
恵土「はあ!!??;
何で私が買おうとしたもん、買い占めようとするんだよ!;
それ、1個100円で30個以上あるんだぞ!?
買えるの!?;」
三輪「買えるに決まってるだろうが!」
って、ぎゃいぎゃい喧嘩してたのは…?;」
三輪「小さい時にされた(ぷいっ」
恵土「何を!?;
全部秀次にあげただろ!!(ぷんぷん」
三輪「あの後
しがまえただとかで大変だったんだが?(いらっ」
恵土「どうせお前のことだから分け与えたんでしょ?
イーブンじゃん」
三輪「どろどろな血みどろ劇を見たかったか?(いらいら」
恵土「私は秀次が幸せになるためなら何でもするぞ(キラン」
三輪「そのくそみたいなバカさ加減をどうにかしろ!」
恵土「私は弟を持つ姉として
そう願わない方がよっぽどバカだと思ってる!」
三輪「それ以前に
俺はお前を姉だと思ったことはねぇ!」
恵土「何をぉ!!??」
ぎゃーぎゃー!!
終いには、殴り合いに発展してしまったとか…;
宇佐美「ん~。
状況だけ判断すると…
素直になり切れてない弟と
心配で構ってばかりいる姉って感じ?;」
太刀川「普通、あんな姉居ないがな;」
出水「大事にし過ぎってのもありますよね^^;
じゃあ、俺たちはおせち料理もらって帰りますんで。
後で初詣に行く時に会いましょ~」
恵土「おう!」
出水が手を振り
それに答える中、時は流れていった…