第10章 大晦日&正月
AM10:30
恵土「ってことで!
毎年恒例!そば作りをするぞ!」
『おお~っ!!』
三雲「そば作り?;」
遊真「前に言ってた年越しそばか?」
恵土「そう!そば粉から作るぞ!(キラン」
三雲「ええ!!??;」
遊真「そんなに凄いのか?驚きようからして」
三雲「普通の人は
売ってるものを買うのが普通なんだが…;」
恵土「私たちの所では
石臼でそば粉を作って食べるんだ!b(キラン」
宇佐美「毎年、玉狛支部では
恵土ちゃんが、直々に作ってくれているんだよ(キラン)
そして三門市民からもご好評で
10年近く愛されていて、売れてるんだ。
ふふふふっ」←なぜか自慢げ
遊真「おお」
恵土「収穫して天日干しにした後の実を
「玄そば」といい、それを挽いたものがそば粉になる。
それを挽くのに使われるのが石臼だ」
割烹着を着ながら言い出す恵土。
三雲「どこから割烹着を?;」
恵土「小さい頃から
そば作りに関しては、日本刀のように鍛え込まれた。
皆でおいしい年越しそばを作ろうぞ!(キラン&拳握る」
小南「12月28日には完成させるのよね。
そばもつゆも、もちまで全部」
烏丸「それをデパートが買って、売り出したり」
三雲「それであんなに大金持ちに!?;」
レイジ「遠征で行っていたとしても
毎年、この時期になると
帰ってきて作ってもらい、三門市民は食べさせてもらっている。
ボーダー隊員だということも知られているが
城戸さんたちも食べてるため、許されているそうだ」
雨取「顔が広いんですね」
木虎「味も絶品で、こだわりにこだわり抜いた。
最高の一品!
食べなければボーダー隊員じゃないわ!(キラキラ」
三雲「そこまでいいますか!!??;」
遊真「ふむ。尚更に食べたくなったな」
迅「それはそうと…
俺たちの分は、何でまだなんだ?」
恵土「作り立ての方がいいだろ?」
陽太郎「流石恵土!解ってるな!b(キラン)
俺は毎年、お前のそばを食べて生きてきた」
そんなこんなで、年越しそば作りが始まった…