第10章 大晦日&正月
忍田「…恵土」
恵土「?はい」
林藤に連れられて、玉狛支部へ行こうとする中
入っていた部屋へと振り返る
忍田「今まで、その険しい道のりは長かっただろう。
だが、永遠じゃない…
そんなお前を助けたいと思う者や
寄り添おうとする者がいることを忘れるなよ?(微笑」
恵土「…はい!(微笑」
その問いかけに
その想いを感じ、笑いながら頷いた。
嬉しさと、向き合うべきことに
真剣な表情を向けながら…
林藤「そうそう!
長い人生、気楽にいかないと潰れるぞ?」
城戸「林藤の場合
少しは気を引き締めればいいんだがな」
林藤「そりゃまた厳しいご意見で;」
恵土「っぷw
くっくっくっ^^」
林藤「よし!涙が止まった!
珍しく笑えることを言ってくれてありがとうございます(お辞儀」
城戸「クビにでもしようか?」
焼け石に水;
林藤「そんなご無体な;(苦笑」
忍田&恵土『あっはっはっはっはっはっはっはっ!^^』
林藤「笑い事じゃないんだが!?;」
なぜか笑えた
そんな日常のバカみたいなやり取りを見て…
思い出した…
そんな日々を、幼いながらに求めていたことを……
そして…
玉狛支部へ帰ろうとした時…
ドアが開くとそこには…
木虎「ぐすっ;ひっく;;(ぼろぼろ」
恵土「えっと…;」
涙でぼろぼろの木虎がいた…;
木虎「はっ!)
これは違います!;
ドラマの最終回を思い出しただけです!//;」
恵土「そ、そうなの?;」
木虎「はい!//」
恵土「なら、はい。
ハンカチあるから、拭いて(微笑」
木虎「ありがとうございます//ぐすっ;」
林藤(咄嗟につく嘘が下手な人だな;)
恵土「そのドラマって何?」ただの好奇心
木虎「!!??//
えっと、その…
(どうしよう!聞かれるとは思ってもみなかったわ;
こんな時…こんな時は…
(もやもや)
恵土「思ったことを素直に言うのが一番だよ?」)
『家政婦は見た!
アナザーネクストジェネレーション』です!(キラン」
恵土「そんなのあったんだ!?;」
林藤(うのみにしやがった!;)
そして、木虎も加わって
玉狛支部へと行き
遊真「おかえり(微笑」
恵土「ただいま^^」
チュッ
帰還の挨拶をしてから
楽しく、鍋を囲うのでしたとさ…