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鬼神乱舞 【ワールドトリガー】

第10章 大晦日&正月




恵土「では
1月2日に、休憩と称してスキー合宿ってことで!

バランス感覚の修業にもなるし(キラン」

三雲「なるほど。

やりたいことも学ぶことも出来て、一石二鳥ですね」


遊真「思ってはいたんだが…

何で真っ白なんだ?
恵土のトリガー起動時の服装」

恵土「ああ。

入ってきた時のことや
方針やらで手間取っただとか
そういった経験を忘れたくないから
C級の時に着てた服と同じものを着ているんだ」

遊真「なるほど」

恵土「徳川家康もそうしていたし。
耐え忍んで耐え忍んで、最後に努力が報われるのが好きだな。

その努力が、思いもよらない所で生かされたり
無駄にはならなかったり…


誰でも、必死に努力している。

けれど、その上で勝つには
別の何かまで、しっかりやらないといけない。


先を見据えて、頑張っていってたっけな…


っていっても…
その当時は、イメージさえもできていなかった…

理解者が出来るなんて
あの当時は、思いさえもしなかったから」

リアルでの実経験も踏まえながら書いてます


恵土「勝手に決めつけて、距離を取ることで逃げてた。

好き勝手に言われて
勝手に決めつけられて、距離を取られ続けてきたから…


でも、結局は

相手の本質自体、実際にぶつかり合わなきゃわからない。


理解されないか、されるかは

その本人の性格だとか、相性だとかまで関わってきて


本当に…難しいんだ


でも、その中でやっと出会えた…


近界民を引き寄せて、皆を失わせた自分なんか

潰れればいい、消えてしまえばいいって思ってた。


そう思わない日もないまま

ずっと、過ごし続けていた。


自分と引き換えに、皆が蘇ればって…

そう、本気で思ってた…


また迷惑かけて、傷付けたり

負担をかけるくらいなら…自分が死んだ方がって…


けれど…違ったんだ…


(ぽとっ)

そんなこと、誰も望まないって…


だから…さ……

本当によかったって思ってる…


ここに来れて、色々あったけど…

それ以上に、大事な何かをもらったっていうか…


助けてもらってばっかで申し訳ないとかもあるけど

本当に、幸せだって^^」


そう笑いながら、募る想いを自然と打ち明け

最後には、涙を零しながら言っていたことに後で気付いた

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