第45章 呪い
風間先輩の名前は、風間蒼也。
それで
か行にはなかったから、さ行を見ると…
蒼也と書かれていて、その上にある読み方には…
『風間くぅ~ん♪』
木虎「…・・;」
これ…
本人が見たら、絶対に怒られるんじゃ;
それを見た私は
ふと、そう思った;
と同時に、携帯での件について伝えた時に
『ぷくっw』と、笑いながら吹き出してしまったけど
きっと、本人も気付いて…
風間「おい…どういうことだ?(ゴゴゴゴゴ」
木虎(やっぱり知らされてなかった!!??;)
恵土先輩に詰め寄ってる!!;
恵土「え?別にいいじゃん^^
風間くぅ~ん♪」
風間「その呼び方はやめて下さいと何回も言ったはずですが?(怒睨)
総計50回ほど(溜息」
木虎(そんなに!!??・・;)
恵土「それじゃあ、今で51回目だな^^♪」
木虎「そういう問題!??・・;」
風間「そういう問題じゃない!
いい加減にやめて下さい!!」
恵土「やだいやだ~い♪(すりすり頬ずり)
でも嫌ならやめる(ぴたり」
風間「呼び方だけやめて下さい。
それはやめなくてもいいので(ぽんぽん」
そう頭に手を置きながら
冷や汗と共に溜息交じりに、ぽんぽんとあやすようなそれも…
恵土「でもありがとな^^
リアルゴールド効いたぞ♪」
風間「恵土先輩がエネルギーを摂取して横になっていれば大丈夫だと教えてくれたんでしょ、俺がのぼせた時に」
木虎(あったんだ!意外!)
恵土「冷やすのは首筋か脇の下。
頭が熱くて気分悪いなら額。
体中の血は、大抵首筋や脇の下を通るから効果てき面だもんな^^♪」
風間「それもあなたに教わりました(溜息」
両目を瞑って、冷や汗と共に肩を落としながら溜息をつくのも
恵土「それでもお前が居なかったらきっと知らなかったぞ?
だって医学の心得なかったし」
風間「それはあなたが居たから決めた道です」
恵土「えー。私のせいだってのか?(ぶうぶう」
風間「あなたの『ため』です。せいじゃありません」
恵土「そっか。
じゃあ、お前の『ため』にもっと強くならなきゃな^^♪
皆も護りたいし(にっこにこ」
風間「!
…それは、俺も同じですよ^^」
初めて見るものばかりだった。
そう笑う恵土先輩に
驚きながらも、幸せそうに穏やかに笑う姿(風間)も…