第45章 呪い
恵土「…っ(ふるふる」
風間「?」
肩を震わせながら、拳を握り締め
うつむいていた恵土先輩に、疑問符を浮かべると
だきっ!!
今度は、俺に抱き付いてきた。
恵土「ありがとう…
ありがとう;;
風間、きくっちー、うってぃー、栞、陽介、秀次ぃ;
私…ボーダーやめない;;(震」
ぼろぼろと涙を流しながら嬉しさに震え
今度は夢じゃないかと言いだした。
風間「くす)夢じゃありませんよ。
絶対に、離しませんから(目を瞑りながら微笑む)
最初に出会った時、助けてくれたことも忘れていない。
あの庇って傷付いた時も、同じ隊として過ごした時も…
全て…(ぽとっ)
俺にとっては、もったいないぐらいのものですから^^」
そう零れ落ちる涙と共に
満面の笑みを浮かべ、より強く抱き締めた。
涙が止まらない。
止められない。
雫がまた、落ちていく。
触れる温もりが増える中、今度は誰の涙かわからない。
それでも…
変わらない。
どれだけの涙を流す時が過ぎようが、変わらない。
この温もりも、絆も…
それが、どれほど貴重なものか知っている。
身をもって教えてくれたこの人を、決して離すまいと思った。
そして…
恵土「24時間、君を♪信じてーるーよ~♪」
菊地原「うまいけどいいの?これ」
歌川「いいんじゃないのか?幸せなら^^」
風間「小声だから大丈夫だろ。襖の外では聞こえなかった」
菊地原「うまいのがせめてもの救いですね。
歌詞が途中うやむやな所あるけど(溜息」
栞「お互い、救いになってたって事で^^♪」
陽介「お前も涙零すぐらいなら抱き締めればいいのにな^^」
栞「そ、それは言いっこなしだよ;(苦笑」
なんだかんだ言いながら、共に笑い合っていた。
これからもきっと、たくさんの時が過ぎていく。
視たくもないものまで感じ取れる者にとって、生き地獄を超す苦痛も一緒に…
それでも大丈夫だろう、この人なら。
そんな確信と共に、笑みが零れ出た(微笑)
恵土「お前も歌えーい^^//♪」肩組む←酒入ってる
菊地原「嫌だ、絶対嫌だ(ぶうぶう」
この人となら、どんな時でも…
笑っていられるから……
(4月12日AM7:58~AM9:56、1763~1768(6ページ)更新)
すみません、寝過ごしました;