第45章 呪い
しかし、その後
菊地原「勉強教えて下さいね。
バカバカしいやり取りした分」
恵土「了解。ごめん;(お辞儀」
数十分後、再び落ち着きを取り戻し
前に言っていた全科目満点合格を果たしたという。
ちなみにいうと、秀次の入学式に参加していたものの…
その挨拶を聴き、恵土は拍手でたたえながらも苦笑していた。
こうと決めたら一直線、それが秀次である。
ちなみに、小南の場合…
小南「ええ。飛び級の制度がないからね!」
「高3の先輩から問題借りてこよう!^^」
受験前、友達に堂々と言ってしまい
とんでもない事態へと発展していってしまった;
恵土「この猫被り娘めぇい!」
小南「だってしょうがないじゃないのおおお!!・・」
恵土「高3までの範囲、明日まで
一日で教えられると思ってんのかあ!」
小南「思ってないわよ!!」
恵土「…はあ;
しょうがない。とりあえず科目全部復讐するから待ってろ」
ぺららららららららららららららららららららららら
小南「早っ!!・・;」
高速でめくりながら瞬時に理解を広げていく中
それを見ていた小南は、白目をむきながら冷や汗を流して驚いていた。
その結果、五分で全科目復習制覇。
全部に無駄がなく、5時間で高3の範囲まで終わったとか。
小南「恵土!!(微笑」
ばぁん!!(玉狛支部、恵土の部屋の扉を開ける)
恵土「ん?」ドアへ振り返る
小南「見て見て!//
高3の問題、全科目満点よ!!//(キラン)
中3にあがったばかりの私がよ!//(ふふん」得意げ
恵土「?ああ!(微笑」
答案を片手にずいずいと座っていたベッドに向かってくる小南に対し
合点がいった恵土は、微笑みながら本から目を離して向き合った。
小南「見てよ!!
私が毎度ミスした所まで完璧!!^^//♪」
恵土「頑張ったもんな^^(なでなで」
興奮気に赤らんだ顔で
とっても嬉しそうに、満面の笑みを浮かべる小南に対し
恵土は、その頭を優しく撫でながら嬉しそうに微笑んでいた。
その後…
中3、10月の授業参観にて
再び異常な事態が発生したそうな;
恵土「へ?小南がオペレーター?」
小南『話を合わせて』目線で言っている
本来なら
小南は、玉狛第一のアタッカーをしているのだが
学校では猫を被って、オペレーターと言っていた。