第45章 呪い
出水「俺も教わればよかったかな~(ぼそ」
騒然となる体育館会場の中
唇尖らせながら、先程までの陽介と同様に
頭の後ろで両手を組みながら呟く出水であった…
その当時、受験前…
恵土「休む間はないと思え!
だが睡眠はしっかりとってもらう!!(くわっ!」
陽介「よろしくお願いします!!(ぺこぺこ土下座」
秀次「陽介…;(汗」
そう叫ぶ恵土に対し
土下座でぺこぺこする陽介と
それを遠巻きに見ながら冷や汗を流す秀次であった。
だが、その後
秀次もまた同様に同じような勉強を受けており…
全科目満点という歴代首位に貢献する形で入学したそうな……
それから入学式↓
陽介「嘘だああああああああ!!!
俺なんも考えてねええええええええ!!!!;」
秀次「落ち着け!!;
まずは壇上に来い!!!;」
頭を両手で抱えながら
『うああああああ!!!!><;』と冷や汗交じりに振りながら叫びまくる陽介に対し
そう叫びながら壇上に来るように諭すも
陽介「うあああああああああああ!!!;」
それでも、なかなか来ず
秀次「イラァッ!!&黒)っ…
ぱっぱと来い!!!(くわっ!!」
壇上から降りるや否や
怒りと共に、陽介に拳骨を食らわせ
即座に壇上へと引きずり上げて、挨拶を淡々と述べていった。
陽介「お、俺も同じで;」
秀次の完璧なまでの挨拶に対し
陽介は横で冷や汗交じりに苦笑しながらそう言うしかなかったそうな…;
その直後、壇上から降りる前に問題が起こった;
陽介「っていうか聞いてねえよ!!;
何で教えてくれなかったんだよ秀次!;」
秀次「お前の家で横に居る時に言ってただろうが!」
陽介「え!?;いつ!!?;(汗」
秀次「『入学式で挨拶をするらしい。一緒に台詞を考えるぞ』
「適当にやっといて~(ベッドに横になる」
『おい!?;(汗』
「なんの挨拶か解んねえけど、今は色々疲れて眠い~(ぐだぁ~」
そう言って眠り出したのはどこのどいつだ!!(くわっ!」
陽介「そういやそうだったあああああ!!!;(ぶんぶん」
出水「ナイスコント~^^」口の横に手を当てながら叫ぶ
秀次&陽介『コントじゃない!!(くわっ!!』
出水「え?;そうなの?;(汗」
ほぼ全員が打ち合わせしたコントかと思い
なぜか拍手をする人たちまで出る始末だったそうな…;