第45章 呪い
寝過ごしてしまい、更新が遅れてすみません!;
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おまけ
菊地原「背を向けながら食べることないんじゃないんですかー?」
恵土「やかまし!!(ずるずる」
太刀川「まだやってるよ;」
秀次「おい、汁が飛ぶだろ;」
風間「一緒に持ってきてもらった木製のおたまを使って口元でやれ」
恵土「らじゃ!(敬礼」
菊地原「とても風邪ひいてるようには見えないんですけど?;」
その目の前には…
レディース定食、茶わん蒸しがあって
とても吐き気がする人の食べる量とは思えなかったとか……
恵土「っていうか勝手に頼むとは;」
秀次「いつも食べていたから食べれるだろ?
胃にはもたれないだろうし」
心配していたからこそであったとか。
ちなみに、点滴に胃のむかむかをおさえるものも入っていたから大丈夫だったとも言える。
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そう迅が視線を向ける頃、恵土は夢を見ていた。
眠りにつく中
祠で記憶と共に蘇った、遠い昔の出来事を…
秀次に抱き寄せられながら
もう大丈夫だという確信と共に…
不安な心が、溶かされていった。
一人で抱えていた心も、誰かに分ければいい。
受け止め合って、共に乗り越えていけばいい。
それが、重荷になるのではって思ってた。
でも、それで苦しむ方が相手にとっては重荷で…
だから……
信じて、話せばいいんだと解った気がした。
話さなければ、行動しなければ何もわからないまま
誤解されて、そう在り続けるだけになってしまうから…
相手のためにも、自分のためにも
過去も含めた『これから』を、共に、生きていくために……
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遥か昔…
地球が生まれるよりもずっと前…
始祖神が遺した身体の一部が
地球という星に至るまで、ビッグバンの後から小惑星同士の衝突し合っていた。
その後、それまでは地球の地中奥深く…
白亜紀の終わりまで、海の底に封印されている状態だった。
だが、更新世の終わり頃
日本という大陸が海上へ完全に出てきたと共に、それは解かれつつあった。
2万年前頃には、ほぼ現在に近い地形になり
最終氷期最盛期のため、海面が低下し
封印されていたはずの力を宿した場所が、地上に出たために…