第45章 呪い
「秀次^^」
「姉さん!^^♪」
『じゃあ秀次、いってくるね(微笑』
「やだ!(ヒシッ!!)
僕も行くう~~;(涙」
『大丈夫。
私だって、離れたくないんだよ?
それでも…
それになれないといけない時が来る。
幼稚園に通うようになるんでしょ?』秀次の涙を右手の指でそっとぬぐってから、左手で頭を撫でる
「…うん;(頷&ぐすん」
『なら、慣れていこう^^
私も、秀次と離れるのは嫌だよ?(苦笑)
寂しいし、辛い。
でも、一人だけじゃないんだよ?
私だって、同じなんだ。
だから秀次、一緒に頑張ろう!
ほら、指切り^^
一生の約束だから、特別な意味も込めて左手で(微笑』左手の小指を差し出す
「…(微笑)
うん!^^(頷」左手の小指を差し出し、絡める。
『どれだけ離れても、心はずっと一緒だよ^^
どんなことがあっても、突き放したりしない。
いつだって、大事な存在だから…(微笑』
…あの時の想い出も。
「どちらかがいなくなるなんてやだああああ;
二人と一緒にいるううううう;;(ぐすぐす」
姉と恵土から同時に左右に離れられ、その場でしゃがみ込んで泣き出した
「あらあら。泣き出しちゃった^^;」
『ダメだぞ、秀次。
こういう時は姉さんに抱き付きに行かなきゃ!
(人差し指を上に向けながら振る)
たった一人の姉さんなんだからさ(微笑』
「恵土もたった一人の姉ちゃん!!;
どっちかがいなくなるなんてやだ!;
両方なくなるのもやだ!!;
絶対やなんだああああああああああ;;(涙」
『!秀次…』目を見張る
「わあああああああああああああああああん;;(大泣き」
『…ありがとう、秀次^^(なでなで』
あの過ごした日々も…
「恵土^^//(むにゃむにゃ」恵土の服の裾を掴んだまま寝てる
『…秀…次ッ…
何でこんな私の傍に居るんだよっ;』
「大好き^^//♪」うたた寝ながらに意識はあった
『秀次;(ぼろぼろ)
秀次ぃ;;(ぎゅう』抱き締める
(747ページ参照)
あの時間も、なかったわけじゃない。
あれがあったから、俺は…
『生まれてきてくれて
生きてくれて、本当にありがとう;』涙ながらに抱き締める
全部『ふいになったもの』なんて言わせてたまるか。
あっちでもこっちでもふいにはなってない!
今も、ここで生きてる!!」