第45章 呪い

風間「悪い。手が滑った」

菊地原「ちょっと、なに隠れてるんですか；」
恵土「気分が悪いから横になる；」

だが、その心中は気分が悪いのと恐怖が入り混じったものだった；


秀次「おい、きつねうどんが来たぞ」

恵土「い、いただきます」

気分が悪そうな顔をしていたが、食べだすと


風間「木崎に夕飯を食べて帰宅すると連絡しておいた」
ずるずるずるずる

風間「ここから近いのは玉狛支部の家ですから
まずここで食べ終わってから薬を飲んで、帰ったら眠って下さい」
ごくごくごくごく

風間「…聞いてますか？；」

菊地原「無理無理（手を横に振る）

どう見ても食べるのに集中しまくってるし
目がうどんにロックオン状態になってるし近いし。

毎度のことながら、まるで縄文時代の獣の狩人みたい（汗＆じと目」

秀次「おいしそうに食べるな（微笑）
いつものことだが（苦笑＆溜息」

太刀川「間接キス
ごすっ！（肘で小突く）
風間「黙れ（ギンッ」

風間さん睨み聞かせてるし；


ちなみに席↓

　　　 窓際
菊地原｜　｜太刀川
　恵土｜机｜蒼也
　秀次｜　｜


菊地原「…恵土先輩（ちょいちょい」肩つつく
恵土「？（ずるずる＆もぐもぐ」

菊地原「僕も一口欲しかったんですけど」
恵土「！！！！！・・」
かたーん（持っていた箸をどんぶりに落とす）

恵土「っ！！；」
菊地原「だからそれ」きつねうどん指さし

恵土「ぁ！！

風邪菌！；
あ！！；

～～～！！！！（ぱくぱく）

う、うどんもういっちょう！！；
きつねぇ～！；（あわあわ」
菊地原「くすくす）くっくっ！ｗ
嘘ですよｗｗ

あっはっはっはっ！！^^//」

それを見ながら
注文を聴こうとした店員さんもくすくすと笑いだしていた。


それらを見て、やっと状況が理解し…


恵土「む～～～！！////（頬膨らます）

ふんっ！！！//（ぷいっ！」

菊地原「せめて臭いだけでも下さいよ（にやにや」
恵土「誰がやるか！//（ぷんぷん＆ずるずる」

秀次「おい；俺の方へ向けながら食べるな；」
恵土「誰がやるもんか！（ぷんぷん」

菊地原「うわ。今ので器が一気に縮まった」
恵土「やかまし！（ずるずるもぐもぐ」

それから後、薬を飲んでから車で送ってもらい

玉狛支部へ久しぶりに帰り、恵土は自身の部屋で寝て休むことになったのだった…