第45章 呪い
ついでに、木虎に土産を渡した時の反応↓
恵土「一部分は私も使って作ったんだけどな^^;小物入れ。
いきなり烏丸に言ってもらったから、『何に使うんですか?』って聞かれてさあ。
だから使わざるを得なくって…
その作った小物入れを烏丸に見せて、納得してもらった。
ばれないぜ、絶対にb(にや&キラーン」
木虎「流石恵土先輩!//(ぱあ」
堂々と言う恵土に対し、嬉しそうに微笑む木虎であった。
だが…
菊地原「バカみたい(ぼそ」
それらのやり取りを、本部の廊下で通りがかって見て
思わず、呟いていた人がいたとかいなかったとか(?)
そして再び時は戻り、昼の2時頃…
ボーダー本部基地、ラウンジ
菊地原「恵土先輩、ご飯は食べたんですか?」
恵土「無理やり…押し込んだ…」
そう言う恵土の声は、とても気だる気で
今までに聞いたことがないほど弱り切っているように見えた。
菊地原「?(ぴとっ)
あつっ!!」
額へ触れた直後、じゅうっ!という音と共に手を引っ込めた。
強引に熱を測ってみると、39.2度
菊地原「病院に連れて来ますよ!」
がしっ!
強引に病院へ連れて行こうと担ぎ上げようとすると
恵土「嫌だ!!!」
ばしぃん!!
即座に、その手ごと弾かれた。
菊地原「何考えてんだ!!
早く病院に行かないと、後々ひどいことに…
?」
そう言う恵土の様子がおかしいことに、後になって気付いた。
恵土「ひっ。ぅっ(がたがた」
壁を背に、恐怖に染まりきった表情が目についた。
菊地原「どうしたんですか!」
恵土「いやだ」
菊地原「ちょっと?」
恵土「いやだ!(目を瞑りながら首を横に振る」
菊地原「人の話k
恵土「やだああああああ!!!!!;」
そう言いながら両耳を両手でふさぎ、机に突っ伏した。
菊地原「あーもう。何したいんですか、ホントに
!」
そう言いながら肩に触れた直後、伝わってきた。
恵土「また検査だとか何だとかって言って
血だとか取られたり切り裂かれたりするんだ!!;」
菊地原「前の時は大丈夫d
恵土「あそこはセンターだから別なんだ!!;大丈夫なんだ!!;;
それでもっ…;
そんな場所に行くぐらいなら死んだ方がマシだ!!!!;(涙」
そうされることに対して、助けられないまま近界民にされた事が…