第45章 呪い
菊地原「あの、秀次先輩とかは巻き込まなくていいんですか?」
迅「ん~。そうだなあ…
どっちにしろ、巻き込まれると思うぞ?
恵土の場合『秀次の唇おいしい^^♪』とか言って、自然に食いつきに行くだろうし^^♪」
そう言いながら、楽しそうに
人差し指を上に向けて、示すかのように言う迅に対し…
秀次「イッラァッ!!)!!(黒&怒震」
秀次は一瞬で顔色が黒くなるほど怒り
その感情と共に、震えながら迅を睨み据えていた…;
迅「あ、風間さんも話しかけてやってよ。喜びそうだ^^」
風間「わかった」
嵐山「じゃあ俺は木虎にでも呼び掛けてみるか。
どっちにしろ、後で花見に行くつもりだろ?」
太刀川「お、いいな(微笑」
迅「でも、それは4月になりそうだ。
(というより、俺が直接言った方がいいだろう。
リアムと戦った時、
何か見せられて固まってたようなものが視えたって言えば…
きっと、何かが……)
というより、他の隊員だとしても厳選していかないとだな。
城戸司令なら緊張するし
忍田さんなら暴れたい戦いたいって方が勝つだろうし
駿とかいいかもな(微笑」
秀次「陽介なら大丈夫だろ」
レイジ「小南や烏丸にも声をかけるか」
風間「今考えられる中で言えば
歌川、三上、出水、東さん、沢村さん…
迅、多くするのは危険か?」
迅「ん~。どうだろ。
どっちにしろ、危ないことは変わらない。
まあ、その場合によって変える方がよさげだけど」
風間「そうか。
なら、心を開けそうなやつに当たってみるか」
迅「ああ。お願いします」
そう言いながら外へ出ていこうとする風間に対し、迅が言った直後
太刀川「んじゃお疲れさーん。
出水には俺から言うよ、風間さーん」風間追いかける
レイジ「行ってくる。
今日のご飯は俺の当番だから、早めに帰って来い」
迅「了解(微笑」
他の人たちも次々に出ていき、残ったのは菊地原と迅だけになった。
迅の顔はどこか晴れやかなもので
『未来の変化が
多少なりともいい方向に向かっているように視えている』と、誰もが感じた。
しかし、その未来がどんなものか…
それが視えるのは、迅だけだった……
(4月2日AM0:22~AM3:48、1711~1715(5ページ)更新)
更新が遅くなってしまい、すみませんでした;