第44章 ボーダーでの日々
ちなみにこれらは、1023~1025ページ参照の細かいやり取り。
人間なんて、ろくな奴なんていないって思ってた。
でも、一つだけ違った人がいた。
特別な存在で、たった一人の友人は…
いつでも優しく、真っ直ぐにぶつかってきてくれた。
時に体当たりで…
あれは重くて大変だった。
本人に後で言おうかな。面白い反応が返ってきそうだし(にやにや)
恵土の持つサイドエフェクトを聴いた時
唯一の理解者なんだって、余計に思った。
醜い部分なんて、山ほど視えていたと思う。
聞こえていたし、感じ取れていたとも思う。
それでも…
それが視えていた上で、真っ直ぐにぶつかる大切さを知った。
それを大切にする想いを抱き続けて
傷付かぬよう、できることは何でもやる。
謝る時はとことん謝る。
考え過ぎてホントにウザい。
土下座してこられた時、ダンゴ虫かって思って伝えると殴られた。
ばきぃ!!
『…何やってんの;』
恵土「あ!;ごめん!!;ついくせで!!;」
『謝る気ないでしょ』
恵土「あります!!ごめんなさいいい!!!!;(土下座」
どごぉん!!
『床がめり込むまで頭叩きつけてどうすんの!!;』
恵土「ああ!直さないと!!;(おろおろ」
『鬼怒田さんに言いつけてやろ~(棒読み』
恵土「忘れてええええ!!;(半泣」
『じゃあキスして下さい。今度はほっぺ』
恵土「ええ!!??///」
『冗談ですよ』
恵土「そ、それならそう言えよバカ^^;」肘で小突く
『本気です』
恵土「ってええ!?;(おろおろ&あわあわ」
『くすくす^^』
恵土「!!
あ…
遊んでたなああ!!;」
『今更気付いたww』
恵土「許すまじいい!;(半泣&ヘッドロック」
『イタイイタイ、地味に痛い^^
あっはっはっはっ!!^^』
あの時から、僕は本当によく笑うようになった。
ボーダーでの日々は
どれも、とても温かくて…優しくて……幸せそのものだった。
だが
それよりも前から一つの問題があって、解決していないままだった…
けど僕らは目の前の幸せで一杯で…
誰もが、それに気付かずにいた。
それが明かされたのは、今から1か月以上経ったある日…
3月下旬のことだった……
(3月30日AM2:33~AM5:28、1704~1710(7ページ)更新)