第44章 ボーダーでの日々
生きててよかった。
そう感じて、笑えるようになったのは…あなた(互い)のおかげ
(夕日の中、道路を揃って満面の笑みを浮かべながら歩いて帰る小さな姿…
互いの存在が嬉しく、幸せを感じて笑い合いながら前に進む姿は、昔から変わらぬまま……)
秀次「要件は済んだのか?(腕組&じと目&イライラ」
恵土「えっと;(汗&ちらっ」遊真を見る
遊真「終わったよ。
有意義な時間をありがとう^^(恵土を見て)
秀次もたまには話そうな^^♪(秀次を見て」
秀次「断る!!(イラァ!」
恵土「顔色黒いし目も座ってるよ秀次;(たらたら&顔引きつらせ」
秀次「知るか!!行くぞ!!」恵土の手を掴んで引っ張る
遊真「おたっしゃで~(微笑&手を振る」
恵土「あ、ありがとな!遊真!^^」
遊真「こちらこそありがとう(キラン」
そうして、屋上から出て降りる時…
小南「………」
恵土「えっと…小南?;」
今度は小南に遭遇した!
恵土「ドラクエか!!;」
秀次「…通してもらうぞ」
そう小南の横を通り過ぎようとした時、小南が恵土へ抱き着いた。
恵土「!!」
驚きで目を見開く中、返ってきた言葉は…
声などではなく、『過去の想い出』と『たった一つの想い』だった。
悪夢を見た。
小さい時、両親と共に笑って過ごしていた時の…
その時、私はまだ12歳で感情のままにぶつかった。
小南『何であのとき!死なせてくれなかったのよ!!;』
涙を流しながら叫んで、何度も何度も殴っていた。
あの時、いきなりベッドにもぐりこみながらされたのに…
恵土は拒絶しないで
恵土『大丈夫…大丈夫だよ…』
そう言いながら抱き締めて
恵土『言っただろ?
『生きたいと願うその日まで、ずっと…
いつまでも、お前に付き合うから^^』って(微笑)
だから、大丈夫…(ぎゅう)
いつだって、受け入れるから^^(なでなで』
(1073、1074ページ参照)
そう言って、優しく抱き締めながら背を撫でてくれた。
私は、それに抱き付きながら泣きじゃくるしか出来なかった。
そしてそれは…誕生日の前日だった。
AM0:00となって、日付が変わった時…
恵土『小南…
生まれてきてくれて、生きてくれて、本当にありがとう^^』
その言葉は…本当に嬉しい、誕生日プレゼントだった…