第44章 ボーダーでの日々
恵土「…ああ^^
ありがとう、遊真(微笑)
やっぱりお前…有吾に似てるよ(なでなで」
遊真「む?そうなのか?」
恵土「うん^^
本当に…そういうところ、そっくりだよ(ぽんぽん」
そう言いながら、嬉しそうに笑っていた。
遊真「それはそれは…
褒め言葉として受け取っていいか?(にや&キラン」
恵土「とりあえずからかう癖まで似ちまったんだよなあ、お互いに^^;
ね?秀次(にや&キラン」
遊真「いっそのことならまたからかおうか?(にやり」
秀次「黙れ!!(怒」
恵土「あっはっはっはっはっ!^^」
そのやり取りに、思わず笑った。
また、こんな日を過ごせるなんて思いもしなかった。
遠い昔、そんな日を夢見ていた時期があった。
それでも、来るわけなんてないって決めつけてた。
けれど、今…こうやって隣に在る。
それが、たまらなく嬉しかった。
だから笑っていた。
心の底から、嬉しそうに…
輝かしい笑顔を振りまいて、向き合っている二人に対してじゃれ合っていた。
恵土「大好きだ!^^」
そう言いながら各々の首へ腕をまわして抱き寄せた。
遊真「おお。これが胸の感触」
秀次「お前は離れろ!!(ギンッ!!」
凄い怒りの形相で睨んでるし;
それを見ながら恵土は微笑み、腕を離した。
恵土「微笑)…
きっと、有吾は解ってたんだろうな。
ここで、受け入れてもらえるって…」
遊真「頷)ああ。それに関しては俺も同意見だ^^」
恵土「?それって?(首傾」
遊真「…恵土が今、俺に教えてくれたこと全部だ(微笑」
そう言いながら微笑む遊真は、どこか誇らしげに視えた。
堂々としたそんな顔で、今度は恵土の頭を遊真が撫でた。
恵土が先ほど撫でてくれたように…優し気な笑みを向けて……
恵土「…そっか(微笑)
遊真…
これからの人生は、まだまだ長い。
きっと、大変なことだっていっぱいある。
それでも…
一緒に、いい未来にしていこうな!^^(左拳を向ける」
遊真「頷)ああ!^^(右拳を向ける」
そうして各々の拳を互いへ向け、ぶつけ合った。
心が通じた事に喜び、満面の笑みを浮かべながら幸せそうに…
互いの未来の幸せを願う、同士に向けて……
(3月29日AM2:43~AM3:46、1699~1703(5ページ)更新)