第44章 ボーダーでの日々
それから換装をといた後…
恵土は体育座りをしてぐずぐず泣いていた;
恵土「死んだ方がよかった;;(しくしく」
木虎「すみません!;落ち着いて下さい!;(あせあせ」
太刀川「そうだ!落ち着かないと空閑が待ってんだろうが家で!」
恵土「そうだ;一緒に舞おうって言ってたんだった;」
太刀川「そっちの『ま』じゃねえよ!;」
恵土「あ…話があるって
でもコスプレのがまだあるから終わらせないと;
けじめつけないクズにはなりたくないし;(ぐすぐす」
かちゃ(トリガーを握り締める)
そう言いながら、トリガーの山から一つトリガーを取って握り締めた。
木虎「あ、後ででいいです!
後日でいいので、今は先に用事を済ませて明日にでも!」
風間「とりあえず恵土先輩は玉狛支部へ」
秀次「ぱっぱと用事を済ませて家に帰って寝るんじゃなかったのか?;
今夜は寝かせないだなんだ言ってたくせに(溜息&腕組」
困り顔になりながら木虎から言われ
風間と秀次から指示されて泣きじゃっていたのが…
恵土「もう生きていても仕方ない;
死んでた方がよかった;;(ぐずぐず」
秀次「やめろバカ!;」
恵土がいきなりナイフを取り出して、自身の腹に突き刺そうとするのを見て
即座に三人がかりで抑え、木虎が説得にかかっていた。
その頃、小南と鋼と緑川はというと
訓練室で楽しそうに戦い合ってから眠りについていたそうな…
それから後…
10分程度で落ち着いて、玉狛支部へ行くことになった。
その道中
恵土が先に歩いていく中、尋ねられた。
秀次「本当に大丈夫なのか?傷」
恵土「ああ。全然平気だって^^」
歩きながら振り返って笑顔で答える中
左肩に手を置かれて引っ張られ、止められた。
恵土「?」
秀次「…無理はするなよ」
恵土「へ?」
秀次「…夜になると、咳が止まらなくなる時があるんだろ?
精神的に無理があれば、また咳喘息になって
恵土「大丈夫だ」
秀次「それで何度倒れたか覚えているのか!?
俺がどれだけ!
その度に、寿命が縮む思いをしたか!!」
恵土「…解ってる」
秀次「なら!!」
恵土「………解らないんだ」
秀次「!?…何?」
恵土「自分のことで…抱えた全部、すぐに言い出せないんだ。
なんでなんだろうな…
ずっと、誰にも言わないようにしてきたからかな?」