第44章 ボーダーでの日々
父「まあいい。
いつでも来なさい(微笑)
都合がいい日なら、私もいくらでも付き合おう^^」
恵土「本当に、ありがとうございます(土下座)
なんて言ったらいいか、その…
こういうの、初めてっていうか//
それだけ親身に接してもらうのも話すのも、えっと…
気付いたら、きくっちーに気楽に何でも話してるのと同じみたいに話してて
無礼千万っていうか傍若無人っていうか;(あせあせ」
そう恵土は土下座して、ひざまずいたまま語る中
後になって気づいて、慌てふためいていた。
それに対し…
母「いいのよ、私たちにとっては^^
ね?あなた(微笑」
父「頷)ああ。
本当に辛い時、誰でも拠り所を求めるものだ。
それがないのなら、ぶつけたくてもぶつけられない時が来たら来なさい。
そうであっても無くても、私たちはいつでも受け入れよう。
あなたが、そうして士郎を受け入れてくれたように
私たちも、あなたを受け入れたい。
これは個人の見解だが、あなたは甘えを知らなさ過ぎる。
気が済むまでぶつけて、抱いているもやもやもすっきりさせなければ…
長い人生、生きてはいけない。
長生きすることが、それを幸せに変えることこそが
子に対する、親の一番の望みだ。
だから…お願いです。
辛い時ほど、抱え込んで無理に笑うのではなく
笑いながらでも泣きながらでも怒りながらでも、それを言葉にしてぶつけて下さい。
人に聞かれるのが嫌なら、防音室にでも立てこもってでも話しましょう。
気の済むまで、付き合いますから(微笑&ぽんぽん」
恵土「くす)…ホント、士郎によく似てる。
いや、士郎が似たのかな^^(くすくす」
口元を左手の甲で抑えながら笑う中、時は進んでいく
未来に向けて…幸せに向けて……
恵土「お前の父上と母上いいなあ~」
菊地原「何でゲーム中に?もしかして親離れできてない?(じと目」視線向ける
恵土「いっそのことなら奪ってしまおうかな(キラン」
菊地原「は!?;そんなの誰が
ってあ!!;」
恵土「よっしゃ勝ったあ~!!^^」
菊地原「ちょっと!今のは誰がどう見ても反則!!;」
恵土「ふっ
私が一時とはいえ勝った。その事実は変わらんさ(キラン」
菊地原「あんたが言うとシャレにならないんだってば!!;」
ぎゃいぎゃい話し合う中、盛り上がっていく。