第44章 ボーダーでの日々
前に、僕の悪口を言っていた連中を袋叩きにしていた。
1対10だったみたいだけど…
恵土「なんできくっちーの良さが解らないんだ!!
そっちの方が解らん!!(ぷんぷん」
菊地原「まあ、どうせ相手にも言い分ってもんがあるんでしょ。
そうやってひけらかしてくるもんですよ。
よくわかりもせず、話したことも向き合ったこともないのにね」
恵土「それだから余計に腹立つってんだ!!!(ぷんぷん!!)
死んでも許せねえ!!(イライラ」
腕組みしながら、自分が言われても怒ったりもしないくせ
心底では怒っているかもしれなくとも、押さえてばかりのくせに…
僕のこととなると
すぐさま怒って、殴り飛ばしていた。
僕にするようなじゃれ合いみたいなものじゃなく
スキンシップなんかじゃなく、本気そのもので……
僕だけじゃなく風間さんとか色々でも同様にあったけれど…
僕は…
なぜか、無性に嬉しくてどうしようもなかった。
真正面から堂々と向き合う、バカみたいな不器用な先輩
そう…
あの時から、『バカ先輩』呼びが始まったんだった……(微笑)
(目を細めながら
懐かしむかのように嬉しそうに想い出す中、微笑んでいた)
恵土「きくっちー、
今日はお前の部屋に泊まるからよろしくー。
ってことで勝手に入って探索するぞ♪(キラン)
何か隠し物はないかな?(にやにや」
菊地原「やっぱり前言撤回!;
今すぐ家から出てけええええええええええ!!!・・;」
恵土「やーっ!^^
宝探しが終わるまでは出てかないぞ^^♪」
菊地原「バカあああああ!!!!;」
きっと、僕はこの時から薄々感付いていたんだろう。
これからも、こんな関係が永遠に続くんだってこと…
生きている限り、ずっとこうなんだってことも……
菊地原「ちょっと!;勝手に触らないで!!;」
恵土「えー。もうちょっと。
本棚の奥にテストの答案とか隠れてないかなー(ごそごそ」
菊地原「そこはっ!;)
(さあっ!;(血の気が引いた音))
ちょっ!;いい加減n
恵土「ってあれ?何これ?水着gy
菊地原「チェストおおおおおおお!!!;(くわっ!」
恵土「ぎゃあああああああああ!!!!;(ビクッ!」
どったぁ~ん!!ばったぁ~ん!!!
こんな楽しい日が
いつまでも変わらず、続いていくんだってことも…