第44章 ボーダーでの日々
城戸「!!」
恵土「同じだよ…
私が抱いてきた想いと(微笑」
城戸「…そうか(微笑)
……そうだな」
そう言いながら目を瞑る中、瞼によぎる亡くなった妻子…
近界民に殺され、トリオンを奪われた最愛の家族を思い出していた……
恵土「ってことで城戸さん!
私はこれから敵が来るまで待ってる間にゲームする予定があるからいってくるね!!^^」
そう言いながら手を振って外へ出ようとする中
鬼怒田「もう行くのか!」
恵土「頷)うん!約束してるから(微笑)
じゃあね^^♪」
そう笑いかけた直後、外へ走って
その前で待っていた国近と三上の前へと、走り出していた。
城戸(紅蓮…
お前の娘は…成長しているぞ(微笑)
私たちを、巻き込んだ上で…輝かしく)
眩しそうに目を細める城戸司令。
その視線の先には
二人に囲まれて、共に満面の笑みで笑う恵土がいた。
ちなみにいうと、秀次と玉狛は玉狛支部に行き
他の人たち(玉狛第一含む)は本部に詰めていた。
そうして、遊ぶために移動することになったのだが…
恵土「お。アウェイでやるの?」
国近「うん!今度は負けないから!(キラン」
恵土「望む所だ!(キラン」
微笑み合いながら
頭をぶつけ合い、楽しそうに語り合っていた。
三上「私も頑張りますから!(キラン&ぐっ!」
恵土「おう!^^」
だが……
数分後、ばれて欲しくなかったことがばれる;
菊地原「この人、最初にゲームしに来た時に効果音を念じただけで動くって勘違いしt
恵土「エイプリルフール!!;
エイプリルフールだからあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!;」
風間「確か今から半年ほど前の夏でしたが?;」
恵土「もうやめてええええ!!!!;(頭ぶんぶん」
必死に忘れようとしてました;
当時の状況↓
烏丸「恵土先輩、知ってました?」
恵土「ん?何を?」
2015年8月11日、遠征から休暇に帰ってきた時の話
み~んみんみーん♪
一つの声と共に、アイスを食べていた中
セミの声と共に聞こえてきたそれは、続いた。
烏丸「ついに出たらしいですよ!
テレビゲームの歴代初!
リモコンを手に持っただけで、念じた通りに動くものが!!」
恵土「なんだってええええ!?」
当時の衝撃はあまりに強く、疑う間さえも全くなかったらしい;