第44章 ボーダーでの日々
恵土「忍田さん城戸さんありがとうございました~(手を振る&微笑)
それと鬼怒田さんも根付さんも唐沢さんもありがとうございます(お辞儀)
ありがとう沢村
結婚したらブーケ受け取ってね(ハグ&ハート」
沢村「余計な気遣いは要りません!!//(くわっ!」
お、珍しく怒った。
扉から入るや否や、一瞬でそう言いまくる恵土に対し
他の面々は苦笑していた。
忍田「ともかく、無事で帰還したのが何よりの朗報だ(微笑」
城戸「それと三輪をからかうのもほどほどにしろ」
恵土「え~。
もうちょっと見てたい♪(にやにや)
だってばらした時の秀次の真っ赤な事(くすくす」
忍田「気持ちは解るが、ほどほどにな^^;」
恵土「りょうか~い♪
それと城戸司令、報告」
鬼怒田「また下らんことじゃなかろうな?;(溜息」
根付「前の時は映画の感想を
ぼろ泣きしながら言ってましたしねえ;(苦笑」
唐沢「どちらにしろ、今度は違う報告でしょ」
そう口々に言う中
忍田「何か解ったのか?」
城戸「…三輪たちと話している時、何か視えたか?」
恵土「うん。
私が視て感じ取れるのには限界がある。
全力で読み取った結果だけ伝えると…
来るのはガロプラ、ロドクルーンは兵士を送るって感じなだけだ。
すっごい薄々で感じ取ったんだけど、それ以外は無理だった;悪い」
城戸「十分有力な情報だ」
忍田「つまりロドクルーンは兵士をよこしただけであって
戦いには参加する気はないと言った所か」
鬼怒田「ところで、何でわかるんだ?
前々から気になっとったが、人のそれを超えとる。
まさか、また無理やり使ったんじゃあるまいな?」
恵土「いやいや、流石に神の力は使ってないよ^^;
でも…
小さい時、常に極限状態で生き抜き続けたせいか
神経が張り詰め、ほんの僅かな違いでさえも感じ取れるようになった。
それが段々と感情まで読み取れるようになったってことに繋がったんだろうな。
…
で、はっきり言うと…
狙いは、追ってこさせないようにすること。
意識を辿って、読み取っていったが
敵の狙いははっきり言って、市民や人員にはない。
あるのはただ一つ…遠征艇だ」
城戸「やはりそうか」
忍田「だとしたら
地下の格納庫に戦えるスペースを作った方がいい」
恵土「だけど…
一つだけ読み取れなかった」