第43章 飲み会(過去と今)
そうこうしている内に…
そんなバカ騒ぎの中
近頃攻めてくるであろうガロプラに備えておくべきということから、ボーダー本部に詰める人たちが多く……
ほとんどが先に帰るか、行っていた。
恵土「そういえば秀次の所、前日に防衛任務だっけ?」
秀次「ああ、ゲートが開いたから緊急でな」
恵土「そっか。悪いけど一回ボーダー本部に寄るわ。
忍田本部長や城戸さんにも礼言わないと、覗きに来てくれたし。
真っ青になりながら必死に頭を下げる秀次をもう一回みたいなあ~(にやにや)
変わらぬじじいばばあ呼び♪」
秀次「黙れ!;(汗)
今夜は…
一緒に寝る、やな夢も見たんだろ?(ふいっ」
顔を逸らしながら言う中
恵土は嬉しそうに表情をほころばせながら頷いた。
恵土「私のために傍に居てくれるのか^^」
秀次「勘違いするな!//俺のためだ//(ふいっ!」
前に回っていう恵土に対し、後ろを向きながら叫んだ。
恵土&陽介『耳まで真っ赤だけど~?(にまにま』
秀次「黙れ!!;そしてその眼をやめろ!!!//」
そんな中、すぐ近くで
修「やっぱり、慕われてるんだな…
あんな人が隊長だったら、どれだけ安心しただろう(微笑」
千佳「圧倒的に安心だね^^」
修「生まれた時が最底辺って嘘みたいだよな^^;」
小南「でも事実よ。
あいつは努力で限界を押し破ったの。
気が遠くなるほどの時間と戦いを通してね。
その間に身につけたのが、異様な集中力。
1秒を10秒に感じるほどの極めて異端のね(キラン&にや」
遊真「?何で小南先輩が得意げなんだ?」
小南「私が…
初めて教えてもらって感覚共有させてもらった人だからよ!(キラーン&ぐっ!」
遊真「ほうほう。なるほど≡3≡
ってことは、恵土のそれが何でついたかは知ってるんだよね?(キラン」
小南「当たり前よ!
2歳の時…
山で1年置いてかれて、生き抜いたものだけが村で生きられる!
生き抜けるように1歳半から基本的に鍛え上げていたんだけど
個人的には『護るために強くなりたい!』って言い出したらしいわ。
きっと…
迫害とか、色々見たんでしょうね」
そういう話になった後
遊真「俺と一緒に玉狛支部に行くか?秀次」
秀次「断る。恵土と同行する」
恵土「ゾクッ)!!!
同じ人間だよ、違わないよ(震」
青ざめながら呟かれた…