第43章 飲み会(過去と今)
時枝「まあまあ。僕らのことを想ってのことだし」
『そんなん言ってたら永遠に治らないのは知ってる!!』
綾辻「焦らず、少しだけでいいんです。
目についたもの全てをやっていたら、それこそまた倒れます。
私たちにとっては、そうなることの方が嫌ですから(微笑)
だから、無理しない程度にギリギリに押さえて下さい^^」
恵土「うっ//(どきっ)
ど、努力はする//(ドキドキ」顔逸らす
三上「むっ)…
ちゃんと心配してるんだってこと、解ってますよね?(ずいっ」
恵土「う、うん//近いよ(真っ赤&あせあせ」
三上&綾辻『きゅん)…可愛い//(ハート』
恵土「もじもじ)…//(壁に向かう」
いつからだろう…
苦しんできたこいつに、笑っていて欲しいと願いだしたのは……
『私なんか、生まれてこなきゃよかったんだ;』
そう泣いた時、気が済むまで話してもらえただろうか?
あの時…
『生きてて、ごめんねっ;』
涙ながらに言うお前に
俺は、そんなことないと言って
いつものように戻って欲しくて、バカげたことばかりしていた。
それで、いつものように戻って笑い合えるのが嬉しかった。
『ありがとう、秀次^^』
あの時も、ずっと溜め込んでいたのか?
悪夢を見ても、辛い思いをしても…
誰にも言わないままで、辛かったんじゃないのか?
『っ…
私がっ;死んでればよかったんだ;;』
閉じ込めて、辛い思いも悩みも抱え込んで…
誰にも言えないまま
一日一日を、どう思いながら生きてきたんだ?
フラッシュバックしても、押さえ込んで
悪夢を見て哀しくて辛い思いを思い出しても、相手に分けたくないから笑って……
俺と過ごした時は、本当にお前の救いになったのか?
「俺と、姉さんと、一緒に過ごした日々は…
楽しかったか?」
口に出せない問いが、心の中で反芻されていく……
『勝手に読むなって;;
読みたくて読んでるわけじゃないのに;
心なんて、もう見たくないのに;;
こんな能力、なかったらきっと今頃はっ;;』
そう涙を流して、泣きじゃくりながら声を引きつらせるお前に
俺は、ちゃんと寄り添えていただろうか?
ちゃんと、聴けていただろうか?
どんな過去があっても、そのお前が大好きだって…
ちゃんと…伝えられていただろうか?