第43章 飲み会(過去と今)
それから、右腕のみで秀次を背負い続けてた恵土は
さきほど壊したブロックを直しており…
昔のことを思い出しながら…
菊地原「あの時、頭をぶつけるまで夢中になって
両腕を広げて、大好きだって言ってたくせに…
こっちの方がこーんなに!こーんなに!!って
叫び終わると同時に、勢いを強めながら何度も何度も(ぶつぶつ」
菊地原は、それに目を向けながら
昔言ってたのを思い浮かべながら、ぶつぶつと愚痴っていた。
恵土「あはは^^;だって好きなもんは好きだし」
菊地原「そういえば嫌いなものって聞いたことなかったような…」
小南「私もないわよ?」
木虎「私は調べたことがあります(キラン&微笑」ふふん
おお、なんか得意げ!!
小南「え!?あったの!?」
木虎「正確に言えば
苦手なものになるんですけれど…」
どこからかメモを取り出した。
木虎「体にまとわりつくようなタイツ、ピッタリサイズのもの
それと味付けが濃いもの
舌が敏感な分、苦いのも甘過ぎるのも苦手なようです。
高圧的な態度も苦手なようで、刺々しく感じるようで…
あとは、悪霊や負のオーラですね。
黒い闇の塊のように見えて、冷たい感覚が襲って来るらしいです」
太刀川「あー。あれは凍えたw」
恵土「あの時はごめんなさい;(深々お辞儀」
太刀川「別にいいって^^
おかげで、恵土のことをより深く知れたからな(微笑)
ってか秀次が今にも落ちそうなんだか;
頭下げ過ぎだろ;」
恵土「だって申し訳ない;」
太刀川「っていうか
あっちのお前、いじめられてたのは小4からとはいえ
孤立し続けていたのは幼稚園からだろ?
家でもごたごたしてるし
祖父母が自分たちよりも家、家よりも親戚で
公務員がすげぇって偏見未だに持ってて、祖父母と叔母二人と対立し続けて
お前があっちでも同様に
風邪をこじらせて入院した時、気付きもしなかったんだろ?」
恵土「…風邪が悪化してひどい気管支炎になっただけだよ^^;
まあ、どうでもよかったんだろうけど…
今では咳喘息になっちまったし;
まだ、完全には治り切ってないから無理は効かないけど;
ってかリアルタイム(3月18日)で少ししんどい;(超小声」
秀次「休め」
すみません;休みます;
(3月18日AM0:30~AM2:18更新、1627~1630(4ページ))