第43章 飲み会（過去と今）

小南「本当に温かい人だって事ぐらい解ってるんだから！」
三上「そうですよ！
頼らなかったらぶん殴ってやるんですから！（拳握＆キラン」
木虎「蹴飛ばしてやりましょう！（微笑」

恵土「！」

恵土と面と向き合った状態で、堂々と言う小南と対照的に
同様に真剣な目でいう三上と、意気込み十分に同様に拳を握って言う木虎

それらの言葉に、恵土は目を見開く…


そして…

嬉しそうに…
なおかつ、照れ臭そうに頬を赤らめながら微笑み

恵土「ありがとう^^//」

俺が求めていた、満面の笑顔で言葉を漏らした。



そんな中

風間「三上」

三上「？はい」

風間「殴るだけじゃ足りない。
殺すぐらいは行け（キラン＆腕組み」
三上「ええ！！？？・・；

そんなには…；（汗」

風間「遠慮することはない。
相手は大岩にぶつかろうが潰れない強度を誇る人だ」
恵土「確かに昔あったけどひどくね！！？？；

確かに玲たちと紅葉狩り行った時あったけど！；
傍に居たお前たちまで巻き込みかかったけれども！！；」

陽太郎「あれは凄かった（二度頷＆腕組み」

ああ、うん。

あれは流石に青ざめた；怖かった；


っていうか…
そもそも、何で直径5mの大岩が降ってきても平気だったんだよ；

寧ろ、それを素手で瞬時に防ぐ対応力が怖いわ…；（汗）


那須「あれは凄かったわね^^」
日浦「スリル満点でした^^♪（わくわく」
熊谷「っていうか下手したら死んでたでしょ；」
太刀川「あれは流石にやばい；」
迅「普通ならまず死んでただろうな！^^」

快活に笑ってる場合かよ；


小南「なるほど！
それならいっそ、滝に突き落とした方がいいわね！（にや＆キラン」
風間「その案に賛成だ」
恵土「私に一体何の恨みがあるんだよバカああああ！！！！・・；」

菊地原「あ、泣き出した」
風間「泣き落としが通じると思うなよ？（キラン」
恵土「意地悪ううううう！！；」


ぎゃいぎゃいとまた論争は広がっていく。


それでも、それに幸せを感じているのが

今となっては、よく解る。


失って、信じられなくなって、また信じて…


やっと今、俺『たち』は
恵土の隣に並んで立って、前に進めているような気がする…

長かった時の中で、やっと今……


一つの道が、結ばれた。

長年の時を経て、繋がれた『絆（想い）』と共に…