第8章 神話
自然と涙が零れ落ちる中
遊真「なるほどな。
何で選ばれし者って言ってたのか、今でははっきりとわかる。
人の為に、そこまでに考えられるからこそ
本当に、人にとっては凄くいいんだと思う。
と同時に、どんなに強大な力を持っても
悪いことには、絶対に使いそうにないって^^」
恵土「!そんなことは…ないよ//(ぷいっ」
遊真「ふぅん。
面白い嘘つくね^^(にやにや)
恥ずかしがって照れてる^^//」嬉しそう
恵土「~~っ////」
レプリカ「あまりからかってやるな、ユーマ。
少しかわいそうだ」
遊真「解ってるって(微笑)
やっぱり可愛いな、恵土は^^」
恵土「か、可愛くなんかないよ//(むすっ」
遊真「そんな風に言われても
説得力がかけらもないぞ^^♪」ほっぺたつつく
恵土「むっ)つつくなよ~//;」
遊真「可愛いのが悪い^^//」
レプリカ「しかし
これで遠征の4回目と5回目の合間が長かった理由が解ったな」
その後、落ち着いてから
恵土はまた、眠りにつこうとしていた…
皆の枕元に、クリスマスプレゼントを置きながら…
AM2:30
恵土「ん…(うとうと」
遊真「大丈夫か?」
レプリカ「眠そうだな。
プレゼントを全て置き終えて、眠っていいはずだが」
恵土「遊真…傍に居る?」
遊真「ああ。いるぞ」
恵土「そっか…
遊真…
私、ここに来れて本当によかったよ…
おかげで、皆に会えた…
哀しみも、彩も…
様々なものが、染まっていって…
それでも、とても嬉しくて楽しくて…
仕方なかったんだ…
皆が楽しめたら、笑えたら…
それしか、考えらえなくなって…
迷惑になってるかもって思いながら
それでも、笑えていることの方が凄く嬉しくて…
それが…
幼いながらに、出来なかった
あの時からの、笑えない時間の方が長かったから……
だからさ…
今、本当に幸せなんだよ……
すぐ近くに、いてくれるってだけで…
それが…凄く、うれ…すー…」
遊真「寝たな」
レプリカ「睡魔が勝ったのだろうな」
そうして、聖夜は明けていく…
様々な想いを乗せながら、時は進む…
変わらぬ時を、過去を背負いながら…
それこそが、生きるということだと信じて……