第42章 飲み会(昔話)2
そんでもって、
恵土「さーてと、じゃあ今日は2000回やろっか!^^♪」
太刀川「って待て!;どっちにしろ全部負けるだろ!!;」
俺たちはコテンパンにやられた。
それから後…
またまた、本部の廊下で
太刀川「あー、くそ負けた!;」
陽介「それはそうと恵土、弾バカが感謝してたぞ」
恵土「え?」
陽介「合成の原理を教えてくれたこと。
原理も解らずに使ってたらしいからな」
恵土「へぇー。
ってか、私が教えたみたいに言われてたんだが;」
陽介「それに近いと思うぞ?」
太刀川「確かに、出水が自慢げに言ってたっけな。
俺の師匠は恵土だって」
恵土「むしろ、そんなに自慢するほどのことじゃないんじゃ;
だって私は、どちらかっていったら最底辺だし」
『だったら俺らはそれ以下だろ』
口をそろえて言う中、
恵土「いや、そういう意味じゃ;(たらたら」
陽介「じゃあどういう意味なんだ?(にやにや」
恵土「んと;私は低いですって意味」
陽介「腰や頭がな^^♪」
恵土「むううううううううう!(ぷーっ!!」
頬を膨らませて怒ってる所、結構可愛い^^//♪(にやにや)
米屋ナイス!b
そこで俺は切り札を切り出すことにした。
太刀川「迅だって、お前に救われたんだぞ?」
恵土「え?」
やっぱり知らなかったか…
太刀川「迅がかけてるサングラス、あるだろ?
あれ、どろどろしたもんや醜い何かまで見えるから
それから目をそらしたくて
それでも大事なもんからは目をそらしたくなくって…
だから、かけるようにしたんだろ?
日増しにサイドエフェクトが現れるのが強くなっていって
視たくないのに視えるし聞こえるし感じ取れるのがやばいぐらいになっていってるから。
でもって、好きな色っていうか
幼馴染が闇とか一人の地獄とかから救い出してくれたのが
当時近くにあった緑の草原や木の葉っぱがあった公園で…
その色を見たら落ち着くってことで、緑色のサングラスにしたんだろ?」
恵土「なんで…そのこと」
目を見開いて驚く恵土に、加えて言っといた。
きっと、言われないと
永遠に解らないままだってことは、よく解ってるから…
太刀川「小南から聴いた。
でもって、小南は最上さんから聴いたらしい。
その後で迅からも聴いたんだよ、託された時のこと」