第42章 飲み会(昔話)2
恵土「っていうかさ…
もしかして16歳以上の人たちも200ccとらせたとか?;」
不意に生じた疑問、それは当たっていた;
時枝「やりましたよ。
400ccのは無理でも
200ccや20ccでも力になれるのならと思って
それなら男の俺の方がといったんですが…」
木虎「やっぱり私がやりたかったので押し切りました(きっぱり」
綾辻「年齢でいえば私たちもやりたかったんだけどね^^;」
恵土「あ、ありがとな^^;」
その当時のやり取り↓
木虎「それなら私に力にならせて下さい!!」
時枝「年齢制限で満16歳以上で」
木虎「知りません!!
私が是が非でも助けたいんです!!
私は…
恵土先輩の、初めての弟子なんですから!」
真剣な表情を浮かべながら、真っ直ぐに見つめていた。
綾辻「けれど…」
風間「…行かせてやれ。
できないと聴いた時も、何度も交渉しようとしていた。
だが、今では少し状況が違う(ちらっ」
そう言いながら、那須を見やっていた。
医者の許可が出て、満面の笑みを浮かべる姿を…
時枝「…確かに、そっちの方がいいですね。
やるとしたら、早い方がよさそうだし
これを逃したら、きっと無理だったはずだろうし」
綾辻「…」
それらの言葉に綾辻は少し考えてから、木虎の両手を取って握った。
木虎「え?」
綾辻「恵土先輩が無事でありますように!(ぎゅううう」
そして両目を瞑りながら、握る力を強めて念を乗せていた。
嵐山「お、いいな。じゃあ俺も(微笑」
時枝「俺もさせてもらうよ」
佐鳥「俺も俺もー==♪」
それを見た周囲もまた、同様に…
熊谷「玲、悪いけどちょっと」
日浦「私の念も受け取って下さい!」
志岐『通信越しで悪いけれど、私のも!』
那須「…ありがとう(微笑)
恵土先輩からは
いつも無茶しちゃダメだって言われていたけれど…
行ってくるね(微笑」
小佐野「じゃあ私m
諏訪「俺がああなら、お前の甘ったるい血もダメだろうが!」
小佐野「え~!」
こちらはこちらでワイワイと盛り上がり
笹森「じゃあ漁夫の利ということで^^;」
小佐野「死なせたらはったおす!!」
笹森「え;」
堤「そんなに気負うな。な?^^;」笹森の肩に手を置く
そうこうして、他のA型の人たち全てが血を取ることになった…