第42章 飲み会(昔話)2
ちょうど、その頃…
パシャ
太刀川「…(にや」
一つのシャッター音と共に、写真が撮られた。
机に突っ伏して、寄り添うように寝て
幸せそうに微笑む、恵土と風間の写真を…
菊地原「溜息)あーあ。勝手に撮った。
後で風間さんに言おう」
太刀川「ってちくんなよ!!;」
菊地原「えー。
そういうことを無断でするそっちが悪いんでしょ?」
太刀川「だからってそういうのはなしにしようぜ!;」
菊地原「やる方が悪い。
まあ僕の方は許可とっくにもらってるからいいですけど」
パシャ
影浦「おい、後で俺にもよこせ」
菊地原「いいですけど…
その代わり、恵土先輩関連のエピソードきかせてもらえます?
戦った話」
影浦「ああ、いいぜ(にや)
あいつと俺は腐るほどやってきたからな(微笑」
菊地原「だったら僕らはそれ以上やってきてますよ。
参考までに聞きたいってだけです」
珍しく上機嫌だな、この人(影浦)
ちなみにいうと
加古さんのチャーハンの出来に関して言うと…
極うまチャーハン、極まずチャーハン
実際は、10に8は極めておいしいチャーハンである。
だが、組み合わせ次第でまずいものもあり…
その可能性が高いと感じている場合は
怒らずおいしそうに食べてくれるという理由から、よく恵土が抜粋している。
その結果、運がどれだけよくても98%が極まずとなっている。
そのため…
恵土「一回でもいいから食べろ!!;
そして死んでくれええええ!!!;」
自棄(やけ)を起こして、二宮に泣きながら食べさせようとし
溜息交じりに『俺にも作れ』と言い
それが極うまで、半分ほどくれたという出来事がある。
そして普段の運が良過ぎるが故か、時たま運が凄く悪くなることが
その上、恵土は
ドラえもんでいう所ののび太よりも才能がない上に運も悪く
それこそ、人類史学上最底辺だった。
(地球に隕石が降ってきた場合、それが恵土の頭上だったなど
しかし、本人は咄嗟に頭を動かすだけで避けている)
だが、自然の中で鍛え上げられたことによって
無意識に攻撃を避ける、防御する、さばく、カウンターを食らわせる。
といったことができるようになっているからか
大体の不幸は自力で何とかしていたそうな
(3月8日AM4:50~AM7:18更新、1552~1559(8ページ))