第42章 飲み会(昔話)2
ばたーん!!
叫んだ直後、いきなり机に突っ伏した。
言うまでもなく、恵土は眠りについていた…
恵土「//すーすー」
顔を真っ赤にしたまま眠りにつく姿に対し…
太刀川「っつぅよかどんだけひでぇ目に遭ってきたんだよ;(なでなで」
恵土「しん…」
太刀川「ん?」
恵土「よくもっ…
近界民めえええええ!!!!」
がたーん!!!!
呟かれた直後、足で地団太を踏んだ…
遊真「しん?」
太刀川「誰だ?」
風間「俺の兄だ」
『兄!!??(驚』
太刀川「兄貴いたの!!??;」
風間「頷)ああ。
風間 進(かざま しん)…
林藤支部長の弟子で、サイドエフェクト持ちのボーダー隊員だ」
『おお』
思わず息を飲む中…
菊地原「どういう人だったんですか?」
風間「恵土のような人だ」
『ああ』なんか納得
風間「?何に納得しているんだ?」
その面々に対し、腕組みしながらまゆをひそめ
思わず疑問を口にしながら、壁に背を預けていた。
太刀川「いや、誰よりも恵土の扱いに手慣れてるから;(汗」頬をかく
風間「なるほど。そういうことか(溜息)
あいつの場合、霊感があるという点において共通していた」
『へ?』
風間「周りは眉唾物として聴くものばかりだったそうだが
実際に知らないことを知っていたり、霊と話していたり
両親もそれを許していた。
俺の方も、恵土の方も視える家系だったらしいからな。
恵土の母、ソフィアも視て話せるが押さえ込んでもらったらしい。
恵土の場合は霊界が強く目に視えており
俺の兄も、霊界もこの世に居る霊とも交信できたらしい。
兄が7年半ほど前、理解者にあったと大はしゃぎしていた。
年の割に合わないような喜びようで、見ていて楽しくなるほどのな(微笑)
恵土の第六感は得てして、兄の最大の理解者となった。
独り言やなんやら好き勝手に言われていたからな。
面と向き合えば負の感情を抱いているかまで見えたそうだ。
最初に面と向き合った時のやり取りが…
恵土「…これ、視える?」
黒いモヤを指さす。
進「!やっぱりあなたも!!」
恵土「おお!!」
『同士よおおお!!!!><//(ひしぃっ!!!』
会いたかったオーラ満載に抱き締め合ったらしい;(溜息」
『恵土が二人!!??;』
驚きの昔話、まだまだ続きます