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鬼神乱舞 【ワールドトリガー】

第41章 飲み会(昔話)




ただ、大切な人が生きているとか

今こうやって大切な人に触れられる、話ができるとか

今日も生きて、寄り添い合えるとか…


父に関しては嫌いになったが

今こうやって、この世で一緒にいたい人といられるのは
産んでくれた両親のお陰だとか…

感謝するようにしていますが、許しきれてない自分もまたいる。


その上でも、時は変わらず流れていく。


ずっととらわれて憎んで生きるのは
そう思い続けているだけで辛いし、苦しい思いばかりだ。


それよりも、今と向き合って

目の前にある幸せから、目をそらさないで

寄り添ってくれる友や家族や恋人たちと

どうか、幸せになってください。


そういう願いばかりが、胸の中で大きくなっては煌めいて

光となって、母と姉以外誰も理解者のいない暗闇ばかりの道を照らしていた。


自分も、できることは少ないと思いますが

微力ながらでも、聴くなどして支えになれればと今でも思う。


また、話したくなったら話して欲しいし

今でもずっと、ご多幸を祈り続けている。


私も同じで抱え込んでしまう方で
抱え込み過ぎて、最後には人のことを考え過ぎて倒れたり

衝動的に自分を傷付けたり殺そうとしたりで…

それこそ色々と大変だったが、今では落ち着いたもんだ(微笑)


生きることは、苦しみがあると同時に

隣に温かさだったり、寄り添うことで愛を感じたり…


色々なことに悩むのが
『生きる』ということだと、今までの人生から学んだ。

先人たちから、同様に与えられた。


急に変わるのは無理だ。

でも、少しずつでいい。


少しずつでいいから、未来の自分のためにも
未来の大切な人たちのためにも

自分を大事に出来るよう
大切にしてくれる人達も笑っていられるように

生きることだけは、投げ出さないで。
死んだら、自分に何かできたんじゃと大切な人に考えさせてしまう。


口下手な上に不器用だけど、そう考えるようになった。

幸せを望んだり、感じたり
望まれたり、嫌な思いをさせられたり…


生きていれば、色々あるが

それがあれば、少しずつでも話すようにしてください。


誰かが生きてくれて
こうやって話せて、本当によかった。

どうか、お幸せに…


そう思うばかりなんだ。

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