第41章 飲み会(昔話)
だぁん!!!
追い詰めた太刀川に対し
凄まじく黒いオーラ満載で
目だけをぎらつかせて睨み据えながら
左足で怒りをあらわに床を踏みつけ、大きな音を鳴らさせていた。
太刀川「た、たいむ;
マジで悪かったって!!;」
壁際に追い詰められて声まで震える中、懸命に叫ぶ太刀川と
出水「太刀川さんも反省しているんだから許しt
恵土「問答無用…(黒&うつむく」
フォローしようとする出水だったが…
恵土「秀次の愛は、何よりも深い!!!!(かっ!」
そう叫ばれると同時に、白い光が恵土の全身から出て
太刀川&出水『うげっ!!!;』
それに思わず呟きながら、各々後ろへ退く中…
国近「ただいま~
ってどしたの!!??;」
(ちなみに唯我は私用でお出掛け中;
太刀川は恵土の前(壁を背)
出水は恵土の後ろ(出入口を背)に居ます;
ちなみに、太刀川と出水はトリオン体)
無論
そんな中、誰もがその問いかけに答える余裕などなく…;
太刀川「出水止めろ!!;(汗」
出水「無理;」ばってん
思わず叫ぶ太刀川だったが
両腕でばってんを作って首を横に振った。
恵土「ウルトラ~!!」
一つの平穏が夢幻の如くか
そう大声で叫んだ直後、左拳に白い光が収縮していき
恵土「ハン!バー!!グー!!!」
『コロッケ!』での必殺技「ハンバーグ」の如く
そう叫びながら左拳をリズムよく、太刀川の胸へ炸裂した!!;
どっごぉ~ん!!!
本部の壁もろとも、太刀川が三門市上空を吹き飛んでいく中
『トリオン供給器官破損、ベイルアウト』
トリオン体が壊れ、ベイルアウトすることとなって…
太刀川「ふぅ~。トリオン体でよかったぁ~」
本部の壁を超えた時、真っ青になったものの
身動きの取れない空中から
作戦室に戻ったことに、思わず安堵の息を吐き出す中
ずん!!
恵土「そうだな。
二度もお前をぶっ飛ばせるんだから・・(ぼきぼき」
太刀川「ってよくねええええええええええええ!!!!!!・・;(真っ青」
一つの大きな足音と共に
拳を鳴らせながら睨み据える人が現れた!;
一難去ってまた一難;
太刀川「ぎゃああああああああああああああああああ!!!!!!;」
その日は、ボーダーにとっても一番騒がしい日となり
太刀川の断末魔が一番響いたという…;