第41章 飲み会(昔話)
皆さんは気付いただろうか…
成人の中でも、最も年長者である冬島がいないことを……
恵土「?
あれ?冬島は?(きょろきょろ」
当真「あー。酔ってる;」
そう指さされた先は…
冬島「うええええ;」
恵土「…;
だから程々にって言ったのに;(たらたら」
空になった鍋に吐いている冬島がいた;
小荒井「才能に恵まれてるってのも、あまりいいもんじゃないんだな」
奥寺「だな」
人見「といっても
戦闘においての実力は実戦で身についたものらしいけど…
運もあるのよね;
たまたまくしゃみして手が滑って撃っちゃって
それがタイミング的に完璧だったり
足滑らせてのけぞった直後
滑らせてなかった場合に居ただろう場所に刀や銃弾が来たり
終いには風間さんを引き止めて、無理やり防衛任務入れて
その当時、風間さんが乗ろうとしていたバスが事故して14人死んだり」
『それが一番怖い!!;』
人見「東さんから聴いたんだけど…」
4年10か月前、田中隊の作戦室
そこに入る前、そこまでの道中で風間は迅と会った。
迅「お、おはよう。早いね、風間さん」
風間「恵土先輩と約束していたからな。
今日の朝は早くに集まって、一緒に訓練をするとのことだ。
お前も随分早くから本部に来ていると思うが、何かあったのか?」
迅「いや…
風間さんに一つだけ伝えた方がいいかなって思って」
風間「?予知か?」
迅「ああ…
恵土の言うことは聴いた方がいいよって話(微笑」
風間「?どういうことだ?」
迅「まあ…いずれ解るよ^^;」
恵土「お。おはよ~!(手を振る」
そんな中、曲がり角で視えて手を振る恵土が現れ
迅「おはよ~^^(手を振る)
じゃあ、俺は行くから(微笑」
風間「頷)ああ」
そうして迅は去っていき
恵土「どうかしたのか?」
風間「いえ。ただの雑談です」
恵土「そっかそっか。
太刀川、寝坊してないよな?;」
ちょうどその頃…
太刀川「やべっ!;
寝過ごしたーっ!!;(あわあわ」飛び起きた
それから10分後…
恵土「じゃあ訓練開始!
二人で連携して、私に攻撃を当ててみろ」
風間/太刀川『はい!/おう!』
沢村「二人とも頑張って^^」
トリオン体に換装した三人と
オペレーター(沢村)の支援によって、訓練が開始されたのだった。