第41章 飲み会(昔話)
菊地原「いっそのことなら全部見直せって言った方が手っ取り早いけどね。
伏線も色々あったわけだし」
恵土「でも多いからな;
他の隊に入れようとする決め手(878~882)とか?」
風間「そうだな。
というより、体質的にも感じ取れるんだろう?肌で」
恵土「うん」
風間「なら、サイドエフェクトの名前は第六感だけでなく
別の何かとして命名した方がいいんじゃないのか?
千里眼326
341や342で言っていたものも」
恵土「ん~。
オートで行われるあれかあ。
自動防御変換?」
菊地原「つけていくにしても多くないですか?あれ」
歌川「確かに数え切れないぐらいあった気が;
一個一個つけて言ったらきりないですよ?;」
風間「ないよりはマシだ」
『その通りだけどめんどくさそう…;』
三人の意思は珍しく合った。
太刀川「それはそうと…
俺が一番気になってるのは、あの夜だけどな」
恵土「へ?」
太刀川「ほら、城戸さんが言ってたやつ。
『あの闇は、我々も一緒に味わったことを忘れるな!!
共に乗り越えたあの夜の出来事を決して忘れるな!!!
我々は…あの時から変わったはずだろう!!!!』
(1285参照)
あの夜ってのは何だ?
あの闇っていうのが、12年前の事件だってのは解ってるけど」
恵土「それは…
私が目覚めてから後のことだ。
殺りくって、ヘブンが言ってただろ?
あれは、こちら側の人たちが神隠しにあったって奴だ。
実際は殺されてたわけだがな、38人」
荒船「そう言えば言ってたな。
下半身まひだったって噂も聞いたことがあるが」
恵土「…まあ、色々とあってさ^^;
あの当時(1313ページ参照)
城戸さんを庇って死にかけて、また庇われて額に傷を負って…
その時の傷が要因で、胴体と下半身がマヒしちまった。
そのリハビリで時間を食ったんだが
それを利用して、オペレーターとエンジニアをマスターし切ったb(ぐっ!&キラン」
太刀川「それで肝心な夜って何だよ。
いっつも肝心なこと(1310~1314)は話さねえで;(溜息」
恵土「うつむく)…
今から話すよ^^;(苦笑」
うつむいてから、苦笑交じりに言った後
放たれた言葉は信じがたいものだった。
恵土「私が、あれから目を覚ました時…
再び死んだ時のことだ」