第41章 飲み会(昔話)
恵土「融合せずに
トリガーとして使われるスコーピオンや弧月は
基本、全体的に硬質化しているんだけれど
実際に、リアルタイムで
バルブ=アステロイド×シールドで融合させて
シールドとして作り出したスコーピオンは違うんだ。
それは、エネルギーを内蔵するよう制御できて
穴をあけて、旋空のように放つことも出来てな(もぐもぐ)
ちなみに、それは日本刀と同じ造りを利用していて
内部のトリオンがエネルギーとして衝撃を吸収し
同時にトリオンを次々に硬化して継ぎ足していって
最終的には耐久力がある弧月であっても
盾状態のレイガストであっても切り刻むって感じなんだ」
酒のつまみに刺身食べながら説明してる;
太刀川「なるほど。
ランク戦でバルブ自体が使用不可になってたのって
それが要因でもあるのか?」
風間「そうだな。
そのバルブであっても
左手に浮かぶようにやっている理由も、グラスホッパーで勢いよく出すためだ。
球状のシールドで押さえ込んだ状態で
グラスホッパーで一点に衝撃を送り、内部のエネルギーに波を起こす。
その波が全体に伝わってから
外殻によって跳ね返って、再び衝撃を送った点へ戻ってくる。
それから再び、外殻によってまた全体に伝わることになる。
その時、その一点に再びグラスホッパーで衝撃波を送る。
すると、今度は波が重なったことで
相乗効果で、最初に送ったものよりも強く波が起きる。
それらを一定周期で反復し続けることによって
シールドがギリギリ耐えれるほどの
最高の波を作り出してから、穴をあけて飛ばす。
それらを一瞬で行うことによって
光速を超えることを可能としていたからな。
全身に纏って、同様に行って光速移動も可能にしていた」
恵土「ごめん;蒼也。
そんなに細かく説明されて解るのって結構少数かも;
やっぱり図がないと;」
『解ったぞ』
恵土「え!?;
中学生でも慶でも陽介でも!!?;」
太刀川「ふっ
そりゃまあ大人だからな(微笑」
陽介「そうそう。俺は高校生だけど…
って何で中学生よりも理解力が下ってみられてんだよ!!;」
恵土「だって結構かみ砕かないと解らないタイプだったし;」
二人『俺たちこう見えて成長してるんだけど!!?;』
恵土「ま、まあ…他にも色々あったよね?^^;」
風間「はい」
説明は続く;