第40章 飲み会(大事なもの)
その陽介の問いかけに対し…
月見「早く食べないからでしょ?」
奈良坂「今からでも頼んで勝手に食べろ(もぐもぐ」
陽介「って奈良坂!;
それ俺が頼んでた肉!!・・;(ガーン!;」
古寺「米屋先輩…
それよりもいいんですか?;」
陽介「へ?何が?」
古寺「携帯、とられてますよ?;」
そう指さす先は…
秀次&恵土『陽介ええええ!!!・・(ギラッ』
陽介の携帯を掴んだ般若だった;
陽介「ぎゃあああああああ!!!!!・・;」
その断末魔(本日5回目)は、また響く…
1回目(車の中、秀次を怒らせて)
2回目(川に突き落とされる時)
3回目(喫茶店であーんとした時)
4回目(頬を赤らめて見つめ合う二人の写真を撮った時)
5回目(今)←現在
そうして…
陽介の写真は削除されそうになっていたが
恵土「あ!!小さい時の秀次の写真がある!!//」
秀次「なっ!削除しろ!!」
恵土「やだいい!やだあい!^^//♪」
きゃっきゃと取り合う羽目になっていたとか…;
陽介「っていうか、大事なものって一体何?;」
秀次/恵土『命だろ/命でしょ』
恵土「愛し合っていれば、それだけで十分//」
目を瞑りながら幸せそうに微笑み
ぴとっと秀次の左肩に触れ、その肩に頭を乗せる恵土に対し…
秀次「俺も幸せだ//」
同じく目を瞑りながら微笑み
その頭に寄り添うように、頭を乗せる秀次……
陽介「このリア充どもが!!!・・(イラァッ!!&震」
そんな幸せオーラ&ピンクオーラ&花オーラ満載な二人に対し…
若干苛立ちを感じている人が一人、ここにいたそうな;
陽介「こっちは気が散って食べる所じゃなかったってのに;(わなわな震」
恵土「あ、陽介。
スマホ、ありがとう^^」
陽介「あ、ああ。
でも、削除とかはしてねえよな?流石に;」
恵土「ああ…
流石に裸の奴は削除したよ。私の(ギロッ!」
秀次「陽介(ギロッ!」
陽介「うん;ごめんなさい;(土下座」
古寺「え!?;恵土先輩の!!??・・//;」
風間「まだ残っていたのか(怒&睨&ギンッ!」
太刀川「俺にくれ!!」
風間「黙れ!(黒怒睨」
やいのやいの盛り上がる中
小南「よくも撮ったわね!!・・」
陽介「だからもう消えたっての!!!;」
問い詰める小南に対し、その叫び声が虚しく響いた。