第39章 終わらない悪夢、忍び寄る闇
恵土「頭が限界なのに無理をした結果、倒れることになった。
だから、これからは両方共に休ませて
少しずつでも、ペースを掴んでいけたらって思ってる。
自分はもう、あんな昔とは違う。
あぁいう経験があったからこそ、解るんだ。
今は、本当に…
とっても、恵まれているんだって(微笑」
嬉しそうに微笑みながら
再び上を向く中、星が流れる。
恵土「時に流れ、想いに流れ…
相手に合わせたりなど、流されていくばかりだった…
言えるわけもなく、そればかりだった。
それから、一気に視界も心も開けた気がした。
だから秀次…
皆…心から、伝えたいよ。
本当に…
本当に、ありがとう。
出会ってくれて
一緒に居てくれて
本当に、ありがとう^^」
皆の笑顔が浮かぶ。
最高の日々が、脳裏に浮かぶ。
秀次「礼を言うのは俺の方だ。
俺も、あの時からたくさんもらってばかりだ。
お前には、感謝しても足りないぐらいだと思っている(微笑)
だから遠慮なくぶつけていい」
恵土「でもあそこで死ねとかは言い過ぎたって今でも思ってる;
後悔が一杯だ;(ズーン」
秀次「変な所で沈むな;
というより、気にし過ぎだ」
恵土「だってさあ~;
大切な人の命を失っている身としてはさあ;(ぶうぶう」
秀次「気にするな。
それ以上のことを言われただろうが
人に優しいわりに自分に優しくないくせを抜け。
といっても、お前にとってはまだまだ時間がかかる上に難しいんだろうが;(溜息」
恵土「そうだね。
一億年かかっても難しいだろうことは確かだ!!(ばーん!」
秀次「胸を張って自慢げに言えることか!;」
恵土「えー。
だって秀次だったら受け入れてくれるって思ってるし」
秀次「…;まあ、受け入れるが;(汗&溜息」
恵土「だと思った^^♪」
そう言いながら、右に座っている秀次にもたれかかり
秀次は、その頭を苦笑交じりに撫でだした。
恵土「もう、大丈夫。
道は開けた。
寄り添ってくれる仲間もいる。
甘えてもいいって、叫んでくれる友達がいる。
もう、大丈夫。
あいつらとなら…絶対に大丈夫だって、知ってるから!^^」
秀次「ふう(溜息&微笑)
解るまで時間がかかり過ぎだ^^」
肩を震わせて笑う中、一つの質問が響いた。