第39章 終わらない悪夢、忍び寄る闇
姉「秀次(微笑」
そう言う俺に、姉さんが左から嬉しそうに微笑む中
「ぐー」
秀次「!//(かあっ!」
姉「お腹の虫は正直ね^^ふふっ//」
空気も読まずになり出す俺の腹の虫に
姉さんは俺の方を見ながら、目を瞑りながら幸せそうに笑っていた。
その日の晩は、一緒になって
小さな商店街を散策して、食べ物を食べていた。
そして2日目、6月8日(水)から
瓦礫となった場所で息をひそめていた時、事件が起きた。
今も忘れられない、悪夢のような出来事が…
覚めるのなら、覚めて欲しいと願っていたことが……
俺たちは共に
『ぐー』
秀次「あはは;(苦笑」
姉「くす)お腹空いたね^^;
じゃあ私、少し探してくるね(微笑」
秀次「!待って。
外は危険だし、俺も!」
お腹が空いてから、姉さんが食糧を探しに行こうとした。
俺も一緒に行くと言ったが
姉「大丈夫。すぐに戻ってくるから^^」
そう言って頭を撫でるが早いか、すぐに駆けだしていった。
その時のことを、今も俺は後悔している。
止めていれば、こんなことにはならなかったんじゃないのか…
姉さんが死ぬことには、ならなかったんじゃないのかという疑念と共に……
それから3分ほど経った頃、俺は不安になっていた。
いつもなら、2分もかからずに戻って来ていた姉さんが戻ってこないことに…
それから、俺は
姉さんが前に行こうとしていた
ショッピングモールへの道を駆けだしていた。
晴れていた夕方の空が
曇り空に変わっていっていると気付くこともなく、必死に…
その頃、恵土は
当時、現場の近くにいた友達の安否が心配で
友達の下へ駆けつけようとしていた
木虎(当時11歳(その2011年6月26日で12歳))を護ろうと
その前にいた近界民を
その近界で得た武器『双月(連結中)』で切り裂き、助け出していた。
振り返って、安否を尋ねながら(458ページ参照)…
それからアステロイド×シールドで
バルブを作り出しながら分子レベル状に見えないように
全身に纏い(ランク戦においては使用不可)
それによって動きを加速させながら
左右の手に
各々のシューター用トリガーとシールドを融合させながら
シールドとして、両手にスコーピオンを起動させた。