第39章 終わらない悪夢、忍び寄る闇
6時35分から歩き出して
8分間の出来事が、先程のことであった。
それから、3分後
6時45分
その時、あることが起こった。
道中で本屋があり
小南に、ある漫画の表紙が見えて…
小南「そういえば恵土、心底嫌いな人がいたわよね?
というより、一部分だっけ」
恵土「ああ^^;」
『既に眉間にしわが寄ってる;)…;』
話しに出した途端、一気に顔色が曇った。
小南「今はもう大丈夫なの?」
恵土「ああ(苦笑」
そう尋ねる中、その本に歩み寄る。
小南「そういえば、大好きなのよね?」
恵土「そうだな…
今はもう、お前ら全員が好きだ^^」
その中、顔色を曇らせて苦笑ながらも言った後
最後の問いに、満面の笑みを浮かべながら笑いかけた。
だが
小南「そう。
じゃあ見ても吐かないわよね!
はい^^」
その、ある漫画の表紙に書かれてあった
『見た途端に吐くほど嫌いな人』を見せた直後
恵土「…」
小南「!凄い!!
全く動じてないじゃない!!」
レイジ「いや…」
東「これは」
全く動かない恵土に対し、思わず呟く中
それに風間が歩み寄り…
風間「…;
気絶している、立ったままで;」
『嘘!!??;』
確認した後に言われた事実に、周囲は驚きと共に叫んだ。
それから後…
太刀川「意外と重いな;」
緑川「存在も体重も?」
太刀川「ぶっw」受けた
黒江「失礼極まりないよ、駿。
嫌われても知らないから」
緑川「そんなこと知っても変わらないよ!
そういう人だから惚れたんだし^^」
黒江「…否定はしないけど
度が超えると逆に傷付く方だから気を付けてくれない?」
緑川「解ってるって^^」
そう話し合っている中
風間「次は俺が交代しよう」
レイジ「かわるがわる持てばいい。
その次は俺だ」
小南「ごめんなさい;度が過ぎたかも;
あぁ言われたものだから、つい克服したかと思っちゃって;(汗&深々お辞儀」
レイジ「気にするな。
あいつのことだから、安心させたかったんだろう」
東「その気持ちの方が上だったんだが
結局は、吐き気がするが吐いてはいけないということに
自己防衛本能からか気を失わせたのだろうな」
そう言い、恵土と一緒に進んでいく。
7時まで残り10分に入った時、事態は動いた…