第39章 終わらない悪夢、忍び寄る闇
恵土「あーもう限界!
あっはっはっはっはっはっはっ!!^^(腹抱」
秀次「くす)うるさいぞ、黙って歩け(微笑」頭を撫でながら軽く叩く
恵土「だっておかしー^^」
陽介「あっはっはっ!!^^」
太刀川「言えてる!!^^」
そんな幸せそうに笑い合いながら前に進む光景は
迅の右隣りで歩く風間もまた、見ていたものだった…
(ちなみにあの男女論争について
巻き込まれていない人たちは、風間、迅、レイジである)
風間「時も、想いも、か(微笑&溜息)
頼りにしているぞ」
こつん
その中、右肩に左拳をぶつけられ
横を通って、迅よりも先に前へ進んでいった。
迅「…」
それに目を丸くして立ち止まり、目を見開く中…
一つの声が響く。思いがけない未来へ……
風間「お前も抱え込み過ぎるなよ」
目を伏せながら微笑み
両手をポケットにつっこんで、恵土のいる前へ歩いて行った。
共に前(未来)へ進むために…
一時の感情で、怒り、叫び
憎みそうになっていた自分(1166~1168ページ)と共に……
迅「………」
その言葉に、呆気にとられて立ち止まったままの中
迅「この未来は視えなかった//(ぼそ」
ふと我に返ってから
思わず、嬉しそうに頬を染めていた。
レイジ「よかったな(微笑」
その中、右肩を左手で叩いて言い出すレイジに
迅「いや、恵土の方ばっか見てたから。
不意打ちっていうか//(かあああ」
口元を左手で抑えながら言う中
レイジ「お前の幸せも見失うなよ?(微笑」
そう微笑みながら言うレイジに、また固まった。
迅「…え」
レイジ「お前にも、同じことが言えるからな」
頭を左手で撫でながら、ぽんぽんと二度軽く叩き
レイジ「先に行っているぞ?(微笑」
それから先に歩いて行った。
それを見て、迅は思わず微笑みながら思い出していた。
恵土『幸せになれよ^^』
迅(そうだ…
幸せを、求めてもいいんだ。
一人だけの幸せじゃなくて
それが皆に繋がっているのと同じように…
俺もまた、同じように幸せを求めても)
恵土「こら、迅!
遅いと置いてくぞっ!!
速く来いよー!!」
そう手を大きく振りながら叫びかける恵土を見て
迅「今行く!!(微笑」
そう叫びながら、走り出した…