第38章 祝勝会(悪夢と現実)
1390~1392ページ
意味が食い違っていたため、編集しなおしました。
すぐに気付けず、すみません;
2016年2月5日から7ヶ月20日ほど前
=2015年6月15日
村上と恵土は、来馬を通じて知り合った。
その次の日、影浦と出会い
その時のやり取りは531ページ参照。
好意の塊、子犬、究極のお人好し、人の幸せ好きと呼ばれていた。
さらに、その次の日に起こった二宮隊と影浦隊の衝突。
恵土『二宮は鳩原に、もう見切りをつけたのではないのだろうか
そうとらわれてもおかしくないような態度を、二宮はとっていた。
そうでなければ、やっていられなかったのかもしれない…』
それは、影浦から二宮と衝突した時の会話(1390ページ参照)を聴き
思わず、恵土が心の中で思ったことであった。
恵土「真の目的…
12年前のあの日(1310~1313ページ参照)
城戸司令が、妻子の亡骸を前に誓った目的、か…(遠い目&空を見る)
それが叶う日は、一体いつ来るんだろうな。
二度と、あんな風に手を出されることがない…
近界民が玄界に来れず
近界民全体から、完全に玄界が護られる未来なんて……(ぼそ」
その呟きは、騒がし過ぎる喧騒の中に消えていった。
その頃、祝勝会では
菊地原は、恵土の戦術が記録として残った動画を見て
今までの他にも
戦術において、ライトニングのとがった部位で突き刺したり
様々な連携や手法などを繰り出し続けていたのを見ていた。
それらの動画の数は、億を超えていたとか。
その映像があったからこそ、一応尊敬していたし
最初、優秀な人と判断して嫌っていたのだが…
菊地原「世界一不器用で
誰よりも要領が悪くておっちょこちょいで間抜けでバカでアホ」
恵土「誰がじゃゴラァ!!!;(半泣&怒
&ぽかぽか(全然痛くないよう加減されて何度も叩いてる)」
それから後、不器用なりに真っ直ぐ向き合ってたり
純粋な部分を、いつまでも持っていることから…
菊地原「嫌いになれなくなった(ぼそ)
純粋な奴って、苦労知らずって偏見があったけれど
そういう常識とかってのを一瞬で簡単に覆すんですよね、あの人って…」
風間「そうだな」
それに同意する風間さんだったが
その周囲では、恵土が生き返ったーと大騒ぎする連中がいた。