第38章 祝勝会（悪夢と現実）

2年前まで活動していたが

ちょうど2年前にテレポーターを恵土が発案（961参照）
それと同時期にカメレオンができたため

その当時の恵土のトリガー設定は違っていた。

右、左の順として
バイパー、アステロイド
メテオラ、ハウンド
ライトニング、シールド
シールド、グラスホッパー

フルガードを時として使ったり

ライトニングによる超速メテオラで、爆風で煙幕を起こし
自身やチームメイトを見失わせたと同時に、相手を切り捨てたり

シューター用トリガーを融合させたり合成させたものを
ライトニングの銃先に集中させ、威力を強めるように撃ったりなどなど…


戦い方が異常に豊富かつ難解だったため

一番やり辛い相手だと、周囲から認識されていた。


実際に、その高くて目立った場所に立っていた時
アタッカーやガンナーやシューターが狙って来ようものなら

ライトニングバイパーを囮に、相手の動きを徹底的に制限し
撃った直後にグラスホッパーで詰め寄り、直接ぶった切って倒していた。


風間「そういえば…

何で予めグラスホッパーを敷き詰めなかったんですか？
敵が来た時にやってましたが…」

恵土「逆に敵に利用される可能性もあったから」
風間「なるほど」合点がいった


スナイパーに撃たれたとしても
3kmでも的を適確に射抜く射撃で、撃ってきた相手を撃ち抜くか

ライトニングバイパーで仕留めきれなくても

高い所から飛び降らせたり

仲間が近くにおり
なおかつ、相手からその仲間が死角となって見えない場所へ追い込み

その、現れてから切り裂くまでの時間が一瞬過ぎて
相手が身動きの取れない所を、風間か太刀川が仕留めていた。


実際には風間が仕留めることの方が多かった。


太刀川が大立ち回りして、気をひいている間に

風間が暗躍といった戦法が主流だった。


恵土「お前の役割、忍者！（ビシッ！」←風間指さす
太刀川「おお！かっけー！！（微笑＆拳握」←興奮
風間「…；（汗」←コメントし辛く感じ、無言

恵土「お前の役割、侍！（ビシッ！」←太刀川指さす
太刀川「おお！！もっとかっけー！！！//（キラキラ＆微笑＆拳を上に上げる」←大興奮
風間「…おい；（汗」←ツッコもうにもツッコめない

その二人の勢いは、互いに似た者同士が故か

風間一人では、止めようにも止められるわけもなかった…；