第38章 祝勝会(悪夢と現実)
もしも、高くて目立つ所に立つまでに攻撃されたとしても
即座にライトニングバイパーで狙撃しまくっていた。
もし避けられても
避けた直後で隙がある相手を、二人が一人ずつ仕留めていっていた。
例:迫ってくる、スナイパーからの狙撃や
シューターからの射撃を、走りながら避け続け
それと同時進行で、射線から相手の場所を補足と同時に
ライトニングバイパーを撃ち続け、相手を狙って狙撃。
当たってベイルアウトなら何も問題はないが
急所じゃない場所に当たっていたり
避けられても、その直後に
その恵土に意識を向けていた相手を、死角から
もしくは相手が恵土に目を向けている所を、正面から
風間や太刀川が迫り、直接ぶった切って倒していっていた。
アタッカーがかいくぐって迫ったとしても
グラスホッパーで逆に迫り
ライトニングの起動を解除して撃てなくして
スコーピオンで即座に切り裂いていた。
そこを狙って狙撃や射撃が来ても
再び起動と同時に、ライトニングバイパーで撃ち抜いていた。
もしアタッカーの攻撃が早い場合であっても
ライトニングにトリオンを集中させることで強度を上げ
それを防具代わりにし、刃の斬れない部位へ当てて逸らし
突き刺していた。
新たにトリオンを集中させると…
体外にある物質に、エネルギーを纏わせて集中することで
その強度や働き、発揮させる力を強める。(1246参照)
元々トリオンを多く分配して起動させれば
もともと弾速SSのがもっと上がり
軽量で速射可能の上、射程も伸びると同時に威力も上がる。
重ね重ね言うが、トリガーの起動においては
トリオン量は初期条件で設定されている。
それがあったとしても
起動時にある程度多めにしたりなどは出来るが、それには上限がある。
それを変更し
リアルタイムでトリオン量を調節などもできるが
トリオン切れするかどうかまでの判断が難しいため、普通の人はしない。
ちなみに、高くて目立つ場所に立つ理由だが
相手の意識が、常に自分に向きやすくし
風間と太刀川がより動きやすくするためであった。
要するに
私はここにいるぞと、あえて堂々と見せつけることで
相手が攻撃にも防御にも集中させなくする。
そして、もし相手が目先の攻撃や防御に集中しようものなら
狙撃で倒すか、風間と太刀川に倒させていた。