第6章 クリスマス(模擬戦)
~おまけ~
遊真「今回は、グラスホッパーを応用した
オーバーカウンターについてだ」
雨取「でも、あんな風にシールドで
スコーピオンに見えるように作り出せるんだね」
三雲「初見なら絶対に騙されそうな気が;」
恵土「ふっ。
グラスホッパーを使って跳ね返す。
それと同時に
自身のトリオンを外殻に送り込むようにすることで
その跳ね返した際に
相手の攻撃に使ったトリオンの外側を
バイパーを起動させて覆うようにする。
それでトリオンを倍増させて
グラスホッパーの跳ね返した勢いも加えることで
凄まじい速度で、相手を追い詰める一撃と化す!
これは、スコーピオンなどの近距離攻撃にでも使える。
グラスホッパーで跳ね返すと同時に
スコーピオンで、旋空弧月のように
トリオンを斬撃みたいに飛ばして上乗せって奴だ。
相手の攻撃に使ったトリオンの主導権を得ると同時に
一気にカウンターのごとく相手をぶちのめせる。
まあ、小さい時に生み出した技だし。
普通の人でも使えればいいんだけどなぁ;」
遊真「なるほど。
でも、何でバルブは左手で持ってるんだ?
右手がシールドで、左手がグラスホッパーだろ?」
恵土「いい所に気付いたな。
確かにそうなんだけど、実際には左手が制御するんだ。
アステロイドを起動
↓
掌の上の中央に撃つと同時に、シールド起動
↓
球状のシールドを作り、固定。
と同時に、アステロイドの起動を解除。
「バルブ完成」
↓
シールドに穴をあけると同時に
グラスホッパーで放出させる。
「バルブ放出」
って感じだから」
遊真「なるほど。
要するに、左手は放出係。
右手は穴をあけて方向を決めるって感じだな。
ライトニングっていう遠距離銃を
右手だけで自在に扱いこなせていたし」
レプリカ「トリガーの起動と解除を
うまく瞬時に切り替えて利用しているということだな。
それならば、二つしか併用が無理でも
0.1秒差ならば「同時にした時」と、限りなく近くなる」
遊真「うん。
相乗効果も凄いだろうしな」
そして面々は納得したのだった
が…