第37章 祝勝会(変わらぬ過去、変わらぬ想い)
そしてそして結果…
『5票ほどあったんで、5ページ分だけお願いね~』
「他はいつも通り適当にでしょ?めんどくさい」
『拍手5回あったんだから頑張りなさい!』
「はいはい」
735回から740回に拍手が増えてたので
5ページほどすることになりました。
後々、また機会があればやることになったのでよろしく。
誰だ投票した奴(ぼそ)
『頑張れ』
ってことでまあ、以下から本編です。
期待しないで見て下さい。時間の弁償とかないんで。
『一言余計!;』
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迅(恵土…
俺は、あんたみたいになりたかったんだ(微笑)
なれてるかな…
どんな時でも心に寄り添える、大事な人に)
(恵土に後ろから抱き着き、満面の笑みを浮かべる迅と
それと同様に、傍にいることが嬉しそうに満面の笑みを浮かべる恵土)
違う車の中でも、恵土の様子を見ながら微笑んでるし
でも…
本当は大丈夫じゃないのに、大丈夫って言ってばっかで…
無理してばっかな上に、それを言いもしないで…
それって、ちゃんと向き合っているとは言えないんじゃないの?
道は必ず、どこかに繋がっている。
それが望んでいない場所であっても、望んだ場所であっても…
いい部分もあれば、悪い部分もある。
今、僕らは恵土のおかげで救われたけれど…
恵土は、僕らのおかげで本当に救われたと言えるのだろうか?
そんなに深く負った心の傷に勝るほど、幸せを感じられているのだろうか?
僕は…
そっちの方が、よっぽど知りたい。
あの時、そう感じていたように…
あの時(退院時1326ページ参照)
トイレの中に引っ張り込んでから、僕が抱いていた想いを恵土に全部語った。
今まで、いるわけなんかないって思って生きてきたこと
決めつけていて、到底幸せなんて感じられなかったこと
自分に自信をもっていいなんて言ってくれる人自体がいなかったこと
寄り添ってくれる人なんていなくて
性格も人格も決めつけられて、否定されるばかりだったこと…
サイドエフェクトを持っているが故に
気味悪がられたり、周囲からおかしがられて距離を取られ続けたこと
そして…
だから、変にひねくれて
一人称が、「僕」から『俺』になってしまっていたことも……