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鬼神乱舞 【ワールドトリガー】

第2章 田中恵土




「2戦目開始まで、10秒」


恵土「じゃあ、今度は遠距離で」

遊真「頷く)うむ。

最初の5つは、お手並み拝見ってことで」


そして、カウントが0になった直後

しゅんっ!


遊真「!…消えた…」

瞬時に視界から消え、100mほど離れていた


恵土「栞、遊真に説明してやってくれ」

宇佐美「OK(キラン)


遊真君、恵土ちゃんの使ったそれ

瞬時にトリオンを両足に集中させて

一気に100m以上距離をとったんだって」

遊真「なるほど。ありがとう、栞ちゃん」


宇佐美「恵土ちゃんが伝えて欲しいって。

あ、狙撃モードに入るから気を付けてね?」

遊真「了解」


その後、ライトニングを構える恵土


恵土「行くぜ…

(壊れないように、ギリギリまで集中させて…」


そう思いながら、片手で構え

遊真のトリオンを感じ取ると同時に

発射口にトリオンを集中させ、バルブを作り出し…


恵土((かっ)ここだ!)

どごぉおおおおおん!!


放たれた直後、遊真の周囲へ展開し

上下前後左右、全方位から全身を突き刺した…


「戦闘体、活動限界。

恵土2-遊真0」


恵土「あれ?終わり?;」

宇佐美「遊真くん、ベイルアウトだね」

烏丸「やっぱり、えげつないですね」

レイジ「そもそも
あのサイドエフェクトは、スナイパーにも使えるしな。

見えない所からの攻撃にも敏感で」


宇佐美「トリオンを物質や空気に溶けこませて

相手の居場所を、どこへ動こうとしているのかも察知できるしね」


恵土(聞こえまくってるんだけども…;

まあいいか。今は戦闘に集中)


その後も、戦闘は続き

遊真「完敗だったな」

恵土「まあ、強い方だと思うよ?

引き出しが多い分、こっちのが有利だったし」


遊真「やっぱり、実力でS級認められた奴は違うな。

1秒で100に切れる。
つまり、0.01秒で斬れるのか」

恵土「そんな感じだね。


普通、纏ったトリオンは放出させないが
必要に応じて放出する。

だが、それはバルブで集中させてから
一点のみから出した方が、より推進力も強くて速いんだ」

遊真「なるほどな。覚えておこう。

(参考になるものばっかりだな」


そうして終わった頃、小南はやってきました…

(結果は、恵土10-遊真0で圧勝)

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