第37章 祝勝会(変わらぬ過去、変わらぬ想い)
風間「すみませんが、検診が先です」
『…』
その言葉に、一部が固まった。
恵土「……え?;」
風間「退院してから異常がないか、今からだと昼までかかるので。
それと前々から思っていたんですが、ご自愛ください。
無茶のし過ぎにもほどがあります。ぼろぼろじゃないですか」
ちなみにいうと、服は上下共に
闇の猛攻によってボロボロで下着が見えそうになっている。
闇の1万垓にも及ぶ度重なる攻撃の中
後ろに一度も下がらず、闇へ向けて抱き締めようと歩み寄り続けた結果である;
恵土「いや;だって;
あいつ、闇が内側から凄く溢れ出てるから
出ている闇を光で押さえ込むような対症療法じゃ意味ないし;
だから;
ちゃんと自身の中にある光に気付かせて
呼び起こさせて闇を浄化させ続けるようにするのが一番で;(あわあわ&おろおろ」
風間「いい加減にしろ(黒」
恵土「え…;(汗)
いつもに増してひどく低い声」
風間「いい加減にしないと殺すぞ(ギンッ&黒」
恵土「ごめんなさいいいいいいいいいいい!!!!!!・・;;(ガクブル&真っ青」
腕組みしながら睨み据えられる姿は
恵土にとっては50m級の巨人であった;
ガクブルしながら後ろにたじたじである;
太刀川「ホント…;
透明な白い光と稲妻を纏い続けてたのとはえらい違い;」
恵土「何言ってんだよ…
風間さんに見下ろされてみろよ。
睨まれながら黒いオーラ満載で見下ろされて睨まれてみろよ!!;
巨悪の大ボス感半端ねえんだぞ!!;」
太刀川「はっ)確かに!!(汗」←失礼
菊地原「おい;」
風間「…;(汗たらーり」←黒オーラが消え去った
恵土「あの容貌はまさに…
天下無敵の大魔王だぞおおおおお!!!!;(がくがくぶるぶる」
太刀川「言えてる!!(手を打つ」←二人共に悪気無し
菊地原「それで風間さん傷付いてるって気付けバカ」
恵土「怖いよ怖いよ怖いよぉおおおおお;(ひいいいいん;」
太刀川「解る!;解るぞ恵土おおお!!;」
ひしぃ!!
何度も言うが悪気はありません;
菊地原「聞いてませんよね、このバカ共(淡々」
恵土「だってマジで怖いんだもん!!;」
菊地原「解るけど黙れ。自重しろ。
想ってのことだってことぐらい解って…
?風間さん?」
風間「チーン)……………」
『遠い目なって菩薩化してる!!!!??;』